機動戦士Vガンダム 13<最終巻> [DVD]
カテジナは、いつの間にあんな嫌なやつになったのやら…。
それに、ライバル?だったはずのクロノクルが弱すぎてショック…。
とは言っても、話の内容はとても好きです。特に…
50話のリーンホースが敵艦に突っ込むシーンは、感動的です。その時に流れる歌「いくつもの愛をかさねて」は、その感動を数倍にもしてくれます(ぉ
(僕としてはこれが最後の場面だったらよかったかもw)
最後に…Vガンダムは最後まで見て答えがわかる作品です。最初の方を見て
「あんまり…」と思った人もぜひ最後まで見てください。
機動戦士Vガンダム SCORE 3
このアルバムについては多くの方が語られているので詳細は省きますが、私は「アフロディティの足音」が一番のお気に入りです。
ギロチン台の前で主人公たちの前に立ちふさがるカテジナ嬢。
そのときに使われたのがこの曲です。この曲を聞いてVガンダムのテーマのようなものを強く感じました。人と人とは対立し合い憎しみあうものであると。けれども人と人とは解り合い尚且つ人と自然とは決して離れて生きていくことができない種族であることを。
これまでは人の革新を描いたストーリが多かったガンダムにおいて、人と人・人と自然との繋がりを描いた点で、この作品は大いに評価さえるべきものです。それは音楽の点でも同様です。
機動戦士Vガンダム〈4〉コンビネーション (角川文庫―スニーカー文庫)
友人のシャクティを救出するために、友達と一緒にザンスカールに飛び込んだところから話がスタートする。子供たちがメインなために、戦闘シーンは一切ない。このシーンは巻の中程まで続く。
シュラク隊が登場するのは中盤からだが、戦局は拡大の一途を辿り、その彼女達には悲劇が待ち受けている。ここで交わされる富野調の一連の会話が格好いい。
物語は終盤に入ると、ウッソ達を乗せた艦は月へ――。
ウッソの両親もここでようやく登場。親子の会話が見れる。
役者は全て揃い、物語は最終章である激動の五巻に続く。
機動戦士Vガンダム 13 [VHS]
人気シリーズ機動戦士ガンダムの一作品でありながら、マイナーな地位に留まっているのが残念な作品。
最終巻は二人のヒロイン、シャクティとカテジナの性格や立場の違いが特に印象的だった。
(その意味ではガンダムシリーズ中、女性が活躍する作品の一つではないだろうか?)
しかし、残酷なシーンや性的なシーンも多く、子供に見せると心に傷を負いかねない。
個人的には、子供だから大人と比べて特別に心が美しいわけでなかったり、戦争や、現実の残酷さをごまかさない部分に好感を持った。
(女性だから戦いを好まない、といった中身ではないし。)
それがVガンダムだ―機動戦士Vガンダム徹底ガイドブック
「そもそもアニメは個人の作品というより、クリエイターとしてのエゴとプロデューサー・スポンサーサイドのビジネスとしての側面、そして視聴者のキャパシティーが、作り手の中で(時に衝突しつつ)相混ざって作り上げられるもの」という前提に立って読む本です。
その上で「スタジオワークを通じて、作り手の表現したかったものが作品として昇華されているか」という作品論的な面では、「Vガンダム」は身も蓋もないノイズと見えるものまで当て付けのように取り込まれているけれど(バイク戦艦とか、キャラクターが必要以上にショッキングな死に方をする点とか)、そういった要素をも含め、テレビシリーズとしてまとめ上げようとする監督の気迫や、スタッフの試行錯誤が伝わってくるという点を見ると「Vガンダム」は色々と示唆に富んだ作品なのだな、ということが分かります。
もっとも、「後ろめたさなく人に薦められるか」という話になると、「それはキングゲイナーを見て下さい」という富野監督の言葉にあるように、迷走したりクリエイターとして病んでいた時期の企画だったり、何より作った本人が病気な作品だと思っているのに、案外あっさり受け入れられてしまったこともあって、あまり薦めたくない作品だということも、また事実なのでしょう。
「後の富野作品へと繋がっていく、アニメ作りへのアプローチ」に興味のある人にとっては、示唆を与えるところが少なくないのですが、まあ人を選ぶ本だと思います。