キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
きゃべつくんを食べたいぶたやまさん。
きゃべつくんは「ぼくを食べるとこうなる」と止めるのですが…。
その“こうなる”ってのが、スゴイ、スゴイ、スゴイの連続。
さすが、ナンセンス大王・長新太が書いているだけに、
常人の予想がまったく当たらない変な展開。
食べた動物は“こう変わる”ってだけなんですが…。
なんでこうなるのって、全然規則性のない変貌ぶり。
“どうなるのかな…”とワクワクしてめくると、しょぼかったり。
いやあ、こんなになっちゃうのって、驚いたり。
それにいちいち「ブキャ」と驚くぶたやまさんの反応も、微妙にずれてて、大爆笑。
ナンセンス系が大好きな人&幼児に、おすすめしたい1冊です。
ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)
完成度がとても高い絵本です。
最初はなんだこれ?と驚いてしまいましたが、
読めば読むほど面白い!
二歳前の息子は犬たちのページに反応します。
飛行機にまだ噛み付く犬がイイですよ。
大人でも楽しめる絵本でもあるところがすごいなあ。。。
ぬい針だんなとまち針おくさん(韓国本) (シゴンジュニア文庫)
愛書家にとって最も忌むべき行為 ―― 焚書に作者の一人が関与した
事が明るみになって以来、本書は作者の当初の制作意図とは全く
異なった視点でも愉しめるものとなった。
果して作家としての貌は如何なものであったのか、本書にその片鱗が
伺えて興味深い。