花のあすか組! 壱 [DVD]
DVD化を待っていた。実は、主役の3人はどうでもよくて、敵役の方に関心があるのだ。学園を支配するボスキャラの配下4人組に「風・林・火・山」というのがいて、その1人が新人時代の和久井映見である。むしろ主役3人組よりもこちらの4人組の方が美少女揃いという、妙なキャスティングになっている。
マンガ原作もので、ストーリーは荒唐無稽のひと言なのだが、「スケバン刑事」を創ったスタッフ陣のエネルギーで強引に魅せてしまう必見作。
花のあすか組! (1) (祥伝社コミック文庫 (た-1-1))
不良少女というよりは宝塚の男役っぽい!
そんなあすかが大好きです。
中学生という設定ながら、戦いに明け暮れる毎日・・・
あすか・・・本当に強いです。
でも、「強くなければ生き抜くことができない」
そんなセリフのあすかが、とてもクールでかっこいいですね。
花のあすか組/総劇伴集
往時を知る者にとっては懐かしさがこみ上げてくる作品。あすか組が全中裏と対決するシーンがサウンドと共に蘇り、自然とコインを投げたくなってしまいます。あすか組3人で結成されたユニットで歌う名曲「悲しげだね」もしっかりもう1枚のディスクに入っているので聴きごたえ十分。さらには全23話の解説書も付いているので、ずっしりとした重量感もさすがです。80年代末のアイドルシーン最後の輝きを心行くまで堪能できます。
新・花のあすか組!8 (Feelコミックス)
あの衝撃のラストから、約10年ぶりの再開で、
絵も内容も現代風にデフォルメされてましたが、
それがむしろ面白かったし、
おなじみの人たちに会えたのもなつかしかったです。
テンポも落ちていないし、展開も、最近の多少説明的で遅々とした漫画に比べて、
時々ついていけないくらい早くてすっきりしています。
前作を読んでない人には少し厳しかったかもしれませんが。
詳しいことは避けますが、え?ここで終わり?とちょっと残念です。
今時の人にはあまり人気がなかったのでしょうか。
HIBARIや春日の正体は結局明らかにはならないのでしょうか。
外伝でもいいので、ぜひ続編を書いていただきたいなあと思います。
花のあすか組! [DVD]
昔々…私の青春時代にリアルタイムで映画観のスクリーンに映った、つみきみほさんを観た瞬間…衝撃を受けました。
ルックス・声・まなざし…すべてがこれ程、原作のキャラクターに近い実写は今までになかったと思います。
それだけに、舞台が原作とは全く違う世界観で成り立っているこの映画に対し、最初はとまどいもありました。
が…もしも原作通りの内容だったとしたら、いま観直した時に逆にもっと古くさく、ヤボったく感じたかもしれません。
コアな原作ファンには不評みたいですが、無国籍な近未来…
美少女バイオレンスアクション映画として観てみては?(笑)
ちなみに当時、主演のつみきみほさんが敵役の武田久美子さんのことを『初顔合わせの時に「がんばり過ぎると疲れるから、みんなもテキトーにやっちゃおうね♪」みたいなノリで言われて、なんだかなぁ…と思っていたのに、撮影が始まると発言とは真逆で、ケガさえもかえりみず、驚くほど真剣に役に取り組んでいて尊敬した。』と言っていたのを思い出します。
武田さんもマッチと共演した【ハイティーンブギ】の純情可憐な桃子役からの、イメージチェンジを狙っていたのかもしれませんね。
実際の武田さんの鬼気迫る…大ワルな演技も必見ですよ。