ヌアージュ (CCCD)
近年では、作曲家そして演奏家である音楽家はクラシック界には不在であったと思う。ところが!、このディアンス氏である。
80年代後半に福田進一が広めた『タンゴ・アン・スカイ』(後続のギタリスト達のレパートリー)の作者がこのディアンス氏。
4曲の自作自演、クラシックでは#2(ヴィラ=ロボス)#11(サティ)、JAZZでは#6(セロニアス・モンク)、ボッサでは おなじみ#3(ACジョビン)、さらに#1(ラインハルト)、タンゴの#9などクラシックを軸としながらもJAZZや他のジャンルも彼のギターでは繰り広げられる。アドリブも得意とするローラン・ディアンス、ついに日本でのリリース。ギター音楽を愛するすべての方が聞いて納得する内容だと思われる。