クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]
名優ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープは
もちろんのこと、それに全く引けをとらない息子役の
ジャスティン・ヘンリーの名演、そして素晴らしい
脚本によって、ただの離婚騒動がこんなにも見事な
ドラマに仕上がってしまった。
アカデミー賞の作品賞以下主要5部門の栄誉に輝いた
「家族ドラマ」の名作である。
全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦
株式投資には投機の部分が含まれないとゲインが得られない!という著者の主張は、眼から鱗で、感動ものです。手堅い投資はお金持ちのためのものなのでしょうから、「資本がない人は投機をすべき」というのは至極もっともです。そして、投機の勝率を上げるための戦術が延々と述べられていくわけですが・・・。
まあ、この通りにやって儲かれば、誰も苦労はしませんよね・・・・。
それでも、役立ちそうなアドバイスは満載です。
極北クレイマー 上 (朝日文庫)
この作家の作品を読むのは「バチスタ」以来。「バチスタ」はベストセラーになり、映画、TVにもなり大成功したのだろう。しかし、その後の作品まで読もうとは思わなかった。医療物には興味はあるのだが、ストーリーも登場人物も漫画チックでは暇つぶしにしかならない。今回の「極北」は医療問題がテーマになっているのだろうと読んでみた。登場人物は相変わらず。「キャラが立っている」などと言われるのかもしれないが、リアリティーを犠牲にして特徴が誇張されていて、似顔絵のようでやはり漫画的。ストーリーは近年の医療を取り巻く事件、話題がつぎつぎに並べられている。病院とくに公立病院の赤字。医療事故。地方から医師を奪うことになった研修制度「改革」。医療機関の外部評価。救急医療の過酷さ。病院の老人ホーム化。etc.そういうとそんな事件もあったなとモデルになった事件が思い出されたり、この部分はあの街がモデルに使われているのだなと思えたりもする。扱われ方が間違っていたり、状況はますます悪化しているのかもしれないが、それだけ医療は社会の関心事でもある。推理小説よりは読む意味があるかもしれない。
間違った北海道弁だけは何とかして欲しい。漫画以下だ。
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]
私も結婚し、息子がいるので泣き通しでした。学生時代に見た時は全然実感わかなかったのですが・・。主婦だったジョアンナが家を出て経済力が出来た為ビリーを引き取りたくなったのもわかるし、ビリーが大怪我した時に一心不乱に病院に向かうテッドにも泣けて泣けて・・。食事よりアイス食べたいと駄々をこねるビリーにも「あるある」。そして仕事人間だったのに本当の愛情を知り人間的にも大きく変わったテッドとの別れを惜しむビリーの姿。久しぶりに泣けて色々考えさせられる映画に出会えました。
クレイマー、クレイマー [Blu-ray]
最近とくに思うのですが、名作といわれる古い映画でこそブルーレイの良さが引き立つような気がします。少々荒い粒子と色の深み、これが昨今のデジタル放送を見ている時のいかにも人工的なチカチカした感じと違い、あたたかみを持って生き生きと甦っているんです。少なくとも今まで映画を家で鑑賞してきた中で、今が最高と思えます。したがってブルーレイ作品を買う数が増えるいっぽうです 苦笑 さて作品についてですが、子役を使ったものにありがちな、お涙頂戴的な、いかにも的なクサい演出は一切ありません。裁判に入って行くあたりからのシリアスな場面の数々も、言いたいことだけが素直に語られていて、おもわず「うまい!」と声に出してしまいそうです。アドリブもかなり入っているダスティン・ホフマンの演技はやはりずば抜けています。子役との愛ある!?駆け引きも最高、ストーリーにどんどん引き込まれていきます。母親役のメリル・ストリープは前半と後半の短い時間だけ出てきますが、全く無駄がない、やはり最高の演技を見せてくれています。今や子役が天才的だといわれている日本のテレビ、そして映画界ですが、演出や脚本などをふくめ、作品そのもの、そしてやはり役者さんにかんしてはまだまだ足下にもおよばないのかなと、こういう、いわゆる名作を見ると思わされます。まだな方、ブルーレイでこそ、ぜひ。