死刑でいいです --- 孤立が生んだ二つの殺人
被害者は犯人が死刑になっても決して浮かばれない。
犯人もかなり不幸な境遇。貧困、暴力。彼を追い詰めたもの。
人の気持ちがわからない。反省がわからない。程度の差こそあれ、周囲に存在する人格障害。
このような存在、事件の原因、経緯を浮き彫りにした本書の意義は大きいと思う。
障害自体は罪ではない。
周囲が認識し、対処すれば、本人、周囲も不幸にならずに済み、事件につながる可能性を減らせるものなら。
まずは、知ることから始まると思う。
AKB48総選挙! 水着サプライズ発表 (集英社ムック)
思ってたより良かった。
ネタにしたくて買いましたが
僕は抜けましたね!
個人的には恵令奈ちゃんが
好きだったので
もっと見たかったです。
上位の人だけ
シングルショットが
2枚ありますが
他の人も
5,6人でのショットは
何枚かあります。
途中の、芸人の話のところは
ネタとして買った僕としては
いらないなぁと思ったけど
皆の可愛さに免じて
★5です
Wedding Kiss(初回生産限定盤)(DVD付)
alutoファンですが、もともとは、生ライブでの帆乃香さんのバイオリンに惹かれてファンになったので、単独アルバムということで期待してアルバム買いました。アルバム聞く前は、ヴァイオリンの曲のみと思ってましたが、ヴォーカルもやってたのにびっくりしました。alutoとは別なイメージに仕上がっていて、単独アルバムとしては成功だと思います。全体的に良い仕上がりとなっていて購入して満足してます。
上手く言えませんが、全体的に優しい感じなので、もう少し押しが欲しかったということと、これからの飛躍に期待して、あえて★★★★にしました。
まっくらやみのにらめっこ
ハンバートハンバートのことは、随分前から知っていた。
知っていたけど、ちゃんと聴いてなかった。
勝手に「癒し系」とか「ゆるい」とか想像してた。
このアルバムを、たまたま聴いたんだ。
うわー。なに、これ。すごい。
独特の視点の歌詞が素晴らしい。
ハーモニーも美しい。
トラッド感が良い具合の演奏も○。
ただ、僕の心に引っかかったのは、もっと本質的な点だ。
この唄たちは、どこかで聴いた、どこかから聞こえた、そんな気がしたのだ。
ひっかかる感じ。思い出せるようで思い出せない、あの。。。。
ノスタルジックともちょっと違う感覚。
優しい思い出感覚じゃない。
この感じって何て言うんだろう。
悲しいわけでも嬉しいわけでもないのに、涙が出てくる感じ。
あなたたちの音楽は、そんなかんじ。
おむすびの祈り「森のイスキア」こころの歳時記 (集英社文庫)
著者である佐藤初女さんは30年も前から自宅を開放し、心を病んだ人、苦しみを抱えた人たちを受け入れて来ました。その季節に採れる新鮮な素材の手料理とおむすび、そして、黙って傍らに座る著者によって多くの人が癒され、励まされました。 そんな著者を慕う人たちの奉仕や寄付によって、霊峰岩木山の麓に「森のイスキア」という憩いと安らぎの場が開設されました。
第一章 冬 いのちへの気づき
第二章 春 人生の種蒔き
第三章 夏 心で生きる
第四章 秋 希望の鐘
著者の生い立ちから「森のイスキア」開設に至るまでの日々や「森のイスキア」の四季を巡る「食」「信仰」「出会い」が美しい写真とともに紹介されています。各章に<佐藤初女さんへの手紙>が一通ずつ引用されています。
「耐えがたきを耐え
忍びがたきを忍び
許しがたきを許し
あたたかい太陽を思わせるやさしい言葉
冬のきびしい寒さにも値する愛情ある助言
慈しみの雨のように涙を流しては共感する
なごやかな風を思わせる雰囲気
それが母の心
佐藤 初女」
巻頭の言葉に著者の生き方が集約されていますが、一冊を読み終えた時、一人一人のいのちを、また、どの食材のいのちをも限りなく慈しむ著者の姿が浮き彫りにされ、著者の命への慈しみにあたたかく包まれ、命への気づきを促されます。
食という日常の営みを通して人生を深く見つめなおすことができる一冊です。