むらさき。
99年の2作目。前作同様に曲が本当に素晴らしい。ホーンが鳴り響くファンキーな曲や、しっとりとしたバラード、ピアノ伴奏の曲など多彩で、また新たな魅力を引き出すことに成功しています。持ち前の透明感のあるキュートな歌声は本作でも健在で聴いていてとても心地良いのですが、椎名林檎が提供した5曲目と8曲目では気だるさをも感じさせる色っぽい声を披露しておりゾクッとしました。97年の初作と本作ともに日本の90年代を代表するポップ作品と言っても過言ではありません。それと、内ジャケットの麗しい写真も必見!!
エアマスターVol.8 [DVD]
皆口由紀戦。エアマスターと由紀姉、最強の女はどちらなのか?冷静で冷酷な由紀を相手にするマキの中に広がっていく『恐さ』。同じ強い女、闘うことに”憑かれている”二人ですが、明らかにそれは異質…。アニメになって動きが伴うことで、闘いの激しさがさらに伝わるものになっていると思います。そして金次郎は、マキと闘うために、シズナのプロテクトスーツに徐々に惹かれていき……。延期になっていた購入特典が何なのかも気になるところです。
エアマスターVol.9 [DVD]
原作では 強化スーツの力に頼るあまりかなりみじめな結果になってしまった金次郎。
硬派な金ちゃんが、どうしてこんなことにと、コミックスを読んでは、はがゆい思いをしていた同士の皆様方、このDVDを見てすっきりしましょう!
金ちゃんは こうあって欲しかった。摩季と闘うため、その思いを遂げるために選んだのは分るけれど…、やはり金ちゃんはまっすぐアツク生きて欲しい。
そしてマキ。最終回はいささか駆け抜けすぎの感もありましたが、これだけ動けば満足です。
原作との差、そして女子高生'sとのやりとりにも批判が集中していましたが、アニメは、母の死によってずっと孤独とともにあったマキが、様々な周りとの出会いにより 生きる場所を見つけるということがテーマであったと思うのでこのまとめ方は(多少くどい&古クサくもありますが)個人的には○です。あとは続きのOVAを待つばかり。
強気な小心者ちゃん スマッシュ!(MF文庫ダ・ヴィンチ)
1巻もそうでしたが、本筋は、すごく早く読める(ひょっとしたら立ち読みでもいける?)んですが、細かいところまで非常にたくさん小ネタがあって、何回も楽しめる本です。何回読んでも飽きないし、新しい発見があります。
決して、分かりやすいギャク、大爆笑・・・ではないですけど、観察力があるので、くすくすっと心地よく刺激されます。
山登りはじめました めざせ!富士山編
漫画「岳」で山の魅力を知りたくなり、NHK教育の田部井淳子さんの入門講座を毎週観ていました。
その頃、本屋でこの本を見かけ購入。
登山初心者の著者が、友人や夫や両親や仕事関係の人達と、高尾山から富士山まで登って行きます。
細やかな具体的お役立ち情報も満載です。しかし、それ以上に本書は良質なノンフィクションだと思います。
話の展開もテンポ良く、ユーモアに富み、画風も暖かく読みやすいです。
これから山登りを始めようかなという方に、お薦めできます。