【完全版】ランボー3 怒りの脱出(Rambo III)
いままではHMVが8000円の値段をつけてボッタクリ独壇場でしたが、Amazonが輸入再開したおかげで定価で手に入れられました。
曲目も申し分なくあの興奮が再び味わうことができます。
しいていえば救出時のクライマックスの曲が2のサントラにしか入っていないのが残念
またいつ品切れになるかわからないから今が買いで間違いないでしょう
ランボー―怒りの脱出 (ハヤカワ文庫 NV (385))
この本は映画を観た人にも自信をもってオススメできる作品です。
普通映画のノベライズは映画より質が落ちるものですが、これは小説として再構築された別物であり、「一人だけの軍隊」の真の続編だと言えます。
ポイントは、初代ランボーの原作である小説「一人だけの軍隊」の作者、デイヴィッド・マレルが「怒りの脱出」の脚本をもとに大胆に脚色し、新しい小説にしていることです。
デイヴィッドは「一人だけの軍隊」で殺したはずのランボーを映画の内容に合わせて甦らせ、「怒りの脱出」を自分のものにして自由に世界を広げています。
このノベライズの機会を利用し、前作で描けなかったランボーの過去や内面、独自の演出など、映画と違う自分の小説を作り出しています。
これは完全にデイヴィッドの小説であり、「ランボー2」ではなく「続・一人だけの軍隊」と呼ぶほうがふさわしい。
知らない人はこれが映画の原作だといっても信じるのではないでしょうか。
まさにもっと評価されるべき小説の新しいスタイルだと思います。
ランボー 怒りの脱出『ランボー最後の戦場』劇場公開記念スペシャル・プライス版(初回限定生産) [DVD]
これは21世紀になって「アクターズ・スタジオ」で本人が語った言葉です。この「2」はレーガン政権の「強いアメリカ」への回帰がブームとなりこの映画も他には「ロッキー4」「コブラ」「ランボー3」などをスタローンは作った。当時、果たして本当に「政治ジョーク」で作ったのでしょうか。
1980年代はアメリカは特に他国への武力介入がなかったので、戦争アクション映画としては間違いなくこれが代表作の1つと言えます。またスタローンの黄金期の代表作の1つでもあります。脚本にJ・キャメロンも参加してますが、彼の話では「青春を失った青年として描きたかったが、スタローンや監督のジョージ・P・コスマトスが強いアメリカを意識した映画作りに傾いていったので第2稿までしか参加してない。」とのことです。
でも戦争アクション映画としては正にノンストップアクションで楽しめます。見ていて疲れない映画です。まだこの頃のアクション映画はB級映画の扱いですがアクション映画の地位が上がるのは1990年代になってからです。
ちなみにソ連(現ロシア)のRPGには1発でヘリを吹き飛ばす破壊力はありません。
ランボー 怒りの脱出 [Blu-ray]
このランボー2は公開されてから既に20年以上も
経過しますがやっぱり面白いですね、単なる
戦争アクション映画ではなくベトナム戦争の敗北
そしてそこで国の為に戦いそして国から冷たく
された帰還兵、復員兵の辛さをこのランボー
というキャラクターを通して観る者に訴えて
いる描写が特に印象的です。ただこのランボー2は
LDの時もそうだったのですが、DD5.1Chでみても
なぜか低音域があまり迫力がないんですよねぇ
以前DVD版のダイハードが似たようなことで話題に
なりその後ver UP版が再発売されましたが
このBD版ランボー2はそういった事がないことを
祈りつつ星4つとします。
ランボー 怒りの脱出〈ワイド〉 [VHS]
ランボーは、軍人時代の恩義ある上官の願いで、ベトナムへ。
そこには、「いない」とされていた米兵捕虜が、残酷な仕打ちをうけていた。
ベトナム軍に見つかり、拷問にあうランボー。
しかし、地元の娘が命をはって、ランボーを助ける。
ランボーは1人の捕虜を連れて、脱出地点に向かう。
ヘリコプターが来るが、卑怯な将軍の命令で引き返してしまう。
将軍にとっては、捕虜はいてはいけない存在なのだ。
ランボーもろとも、亡き者にしようとした。
これからのランボーの活躍は、すごい。
見る価値大いにある映画です。