ever
デジモン作品でも有名な歌手、和田光司さんにとって3rdアルバムであり、ミニアルバムとしては初の作品。デジモンシリーズからのデビューから10年!のどの手術のためおよそ2年の活動休止を得ての復帰。復帰後もライブ活動を中心に活躍し、ついに8/1に発売。
デジモンという枠組みを超えた独自の音楽センス。ひとつひとつの歌詞、言葉が心に直接響く歌の数々。ぜひ聞いてもらいたい一枚です。ちなみに私のおすすめは「bravery」です。
楽園 (新潮文庫)
zabadakの「IKON〜遠い旅の記憶」が、この本に触発されて作られたということを知って手にとったのですが、読んでみたら大当たりでした。
モンゴロイドの移動や、それ以前の知識があるともっと楽しく読めると思います。ですが、勿論そのような知識が無くても十分に楽しめますよ。
輪廻転生って本当にあるのかもなあ、と思ってしまいたくなるような物語でした。
是非、zabadakのアルバム「IKON〜遠い旅の記憶」収録「遠い旅の記憶」をBGMにして読んで下さい。
感動がより深まると思います。
エス
『リング』『らせん』を踏襲された内容でショート形式としてではなく、話に
深みがあって良かった。一方で『ループ』はそもそも内容が”リングワー
ルド”のどんでん返しであった為、継続とあらば、どのように繋げるのか最後ま
でそれとの因果関係が気になった。故に高山竜司という中核的存在の神格化が前提
に在る為、『ループ』を読まなければ解釈困難な部分も出てくるかもしれない。
やはり『エス』は3部作を読んでからの方がより楽しめる作品だと思った。
本編で一番、面白かった件は(詳細を割愛するが)『リング』初版本への工作、カ
ラクリである。又、衝撃的な部分は冒頭に登場する死刑執行の詳細な模写だ。余り
にもリアルに感じた。
感想を総合すると、直感的な恐怖が主の映画である一方、原作は現実的な恐怖を意
識した内容だった様に思える。何と云っても怖いのは「人間」である所が一番リアル
である。