ルサンチマン 1 (ビッグコミックス)
これは、モテない男が、バーチャル(ギャルゲー)ゲームに登場する女の子にハマっていく(でもって、その過程で成長?していく)というストーリーです。
――こう簡単に書いてしまうと、ありふれたような感じですが、キャラ一人ひとりの個性が強くて、そして楽しくて、私としては、そういった点が面白くて読んでます。
主人公に先駆けてゲームにハマった友人の「現実を見ろ!俺たちには仮想現実(バーチャル)しかないんだぞ!」というセリフは、「もはや現実に淡い期待を抱くな!」と、カンペキに開き直ってしまっているところなどが、逆の意味で好感を受けました。
あとは、設定は近未来で、パソコンのスペックなどが現行機では考えられないほどの高性能なのですが、記録メディアがコインのようなもので、しかも、読み込みドライブが貯金箱のようなハコにチャリンと入れるだけで読めてしまうという、何だかハイテクなんだかローテクなんだかわからない小道具があちこちに目に付いてしまって、何気なく笑わせてくれます(そのほかにも、細かい笑いが随所にあります)。
大抵の「モテない」キャラは、それでも多少は見られる外観をしているのですが、この漫画の主人公は本当にブサイクです。一緒に登場する友人もブサイクです。でも憎めないキャラばかりなので、そういった点が、この漫画の面白いところだと思います。
ボーイズ・オン・ザ・ラン 全10巻完結セット (ビッグコミックス)
ルサンチマン、アイアムアヒーローが面白かった。
同じ花沢先生の作品ではあるがこれは普通の恋愛漫画だろうと随分長い事手にとろうとはしなかった。
だが読んでみると一気に引き込まれた、花沢先生の作品の中で一番好きになりました。
ものすごく感情移入してしまうし、見た目は無様に戦う主人公がものすごく格好いい。
怖いシーンはページをめくるのも怖いし、爽快感のあるシーンは半端じゃない程スカっとします。
アイアムアヒーロー 9 (ビッグ コミックス)
ネタバレしたくないので簡潔に。
ひっ迫した前巻から
一変したように平和?な今巻
どちらかと言うと
感染者の『謎』が深まります
そして完全収録の台湾編は英雄の担当編集者だったサダが主人公です
一つだけネタバレするなら サダが顔に似合わない体だと言うことです(笑)