スタンド・ユア・グラウンド
前作がとても良かったので購入しました。
「今回のアルバムは何かが足りない様な気がする」と考えていたのですが
ドラマーが変わっているそうです。
前作のドラマーのボーカル曲がとても渋くヤラレた感が強かったので今回はバーリーのソロ作品の様な気がしてなりません。
とは言いつつリトル・バーリー節全開!無農薬なロックがここにあります!
バディ・ガイ顔負け(?)のブルース曲やバラード、3拍子ロック
ニヤニヤしながら聴けること間違い無し!
WE ARE LITTLE BARRIE
グルーヴィ−な野太いリズム
なんだけど、クールで滾り(たぎり)過ぎてない。
ガレージ風に
ギターにFAZZをかけたり、
JAZZっぽいギターだったり。。
とにかく昔っぽい音をだしてる。
(ヴィンテージな楽器使ってるからか?)
SOULっぽかったり
リズムアンドブルースっぽかったり
ガレージっぽかったり
いろーんなロックの雰囲気が混じってる☆
全体には昔っぽくてローファイな感じの音に
野太いベースとドラムで
あくまでもグルーヴィー。
どの曲がイイかって。。。。?
野暮なこと聞くんじゃないゼべイベー★
アルバム全体の雰囲気がいいですwww
こんなロック待ってた人多いと想う☆
カッコよすぎ☆
小さな白い鳥
なんとも不思議ですてきなお話でした。
バリ自身のことが元になっている小説で、『ピーター・パン写真集 ネバーランドの少年たち』や『ロスト・ボーイズ J・M・バリとピーター・パン誕生の物語』をあわせて読むと背景がよくわかります。
(映画『ネバーランド』も見ておくと情景がイメージしやすくていいかもしれません。少し事実と違うところもありますが。)
翻訳の鈴木重敏氏は、長年バリの研究をしてこられた方のようですが、読みやすく、また雰囲気のある訳文で、名訳だと思います。
キング・オブ・ザ・ウェーヴス
今回のアルバムは、Soul、Funk、Hip-Hop等の感覚はあまりなく、直球のロックンロールを追求した形になっている様です。
またギターにはサイケっぽさも存在します。
一方で1st、2ndの様な黒っぽさがLittle Barrieの特徴だったことも事実。(ベースは相変わらず黒くうねっています。)
その点で個人的にはやはり1st、2ndに軍配が上がってしまうのです。
あの頃のスカスカ感に。
しかしLittle Barrieらしさが完全に無くなった訳では無く、彼らなりのかっこいいロックンロールアルバムだということは確実なのです。