キリクと魔女 [DVD]
『プリンス&プリンセス』で素敵だなぁと思った監督のアニメ。
影絵のような切り絵のようなテイストはそのまま。影絵の時にはさまざまな色に輝きちりばめられた光と影のコントラストが印象的だったのだけれど、今回はもっと地に根を張った色合いが画面全体に大胆に広がっていてこれもまた素敵だなと思った。
作者は葛飾北斎にも影響を受けているみたい。
北斎のお話もあったものなぁ…。
お話はすごくシンプル。
教訓めいたセリフがあったり、ひとの心が創りだす呪縛のこと、主人公が特別なちからを持ってるわけじゃなくて(キリクはとんでもなく足が早いけれど)ただものごととまっすぐ向き合ってみることの強さのようなものを描いているところはマンガ日本昔話と神話の中間みたいな感じなのだけれど、それだからこそシンプルにどきどきするし、時々セリフにぐっと掴まれたりする。
キリクが「大きくなりたい」と言ったのに対し小さいからここまでこれたんだ、とおじいさんが言ったのが印象的だった。
望むことは大事だけれど今の自分が何をできるのか、「もし〜〜だったら」という仮定のうえだけで考えるんじゃなくて今のこの私をもって、何ができるのか。何を感じられるのか。
こんな自分だからできないというんじゃなくて、自分だからできること。または、できないから考えたりもがいたりできること。
大きな意味での自身の克服、人間の不思議な真の部分を感じるた。
あとこのひとの絵の人物の体のラインが素敵。
しなやかな筋肉の張りやその下の伸びやかな骨が伝わってくる。
甘すぎない達観や妙な冷めも、嫌いじゃない。
7セカンズ:ベスト・オブ・ユッスー・ンドゥール
ユッスーンドゥール…ってホンダのCMでの曲、オブラディオブラダしか耳にした事がありませんでした、女性アーティストか?とも勘違いしていました。おおらかで、懐の深い?印象を受けました。気に入りました。
ライヴ・アット・ユニオン・チャペル [DVD]
David byrne好きの人にはたまらない。といいたいとこだが
ソロに関してはテンションが落ちてきている気がするこの数年
ビトゥイーン・ザ・ティースに比べたらいまいちかな
ホイットニーのやつはDavid byrneが好きそうな曲で
たのしそうに歌っていて聴いていて気持ちがいいです
ユッスー・ンドゥール 魂の帰郷 特別版 (2枚組)[DVD]
劇場に観に行ってすごく良くてDVD化されたら絶対買うぞ!
月日が経ち・・やーっと購入す。イイ値段だな、、と思ったら
ライヴ盤(映像)も入ってるからだと知り納得。
映画もライヴも私的に大好きだ。早々DVDは買わないのだけど
これは持っておきたい作品だった。
アフリカ(セネガル)のルーツ。
音楽のルーツ。映画なのにノレる♪
長編なのでトイレに行きたくてたまらなかったのを思い出す(笑)
アフリカ(セネガル)の「ア(セ)」の字も知らぬ私ですが
単純に映画好き、音楽好き、必見ものです!!最高。
買った時より値段が下がってて悔しい××
ワールド・フットボール・アンセムズ
数あるサッカー・コンピの中でもピカイチな一枚です。
某スポーツメーカーで使われていた曲名がわからないが気になるCM曲。
スポーツ番組のサッカーコーナーで使われている印象的な楽曲。
それのみならずFAT BOY SLIMやAPOLLO FOUR FORTYといったサッカー臭漂うアーティストも収録されてるところが◎!
ジャケットはカッコイイが知らない曲満載の輸入盤や、
何だか拍子抜けするくらい薄っぺらな国内サッカー・コンピが多い中、かなりイイ線行ってる一枚だと思いました。