Sukhoi Su-27 Flanker (Warbird Tech Series)
2006年出版と新しいので,Su-30MkI/33/34などの新型フランカーにも焦点が当てられています.カラー写真が少ないのが残念ですが,フランカー開発・発展の歴史や装備の変遷が分かりやすくまとめられています.機体の詳細図やアップ写真は少なめ.
個人的には並列複座のSu-33UBの写真がやや珍しいかと思います.
幾つかの機種には三面図が載っていますが,縮尺が分からないのが珠にキズでしょうか.
比較的安い値段も魅力のシリーズで,USA版世界の傑作機といえます.
1/72 Su-27UB フランカー C型
複座型としては何年ぶりかわからないくらいの製品化となって登場しました。
モールドは綺麗でシャープな凹モールド。
パーツの合いは概ね良好で、組み立てそのものにストレスは感じません。
コクピットはバスタブ式で計器板、サイドコンソールはデカール仕上げとスケール相応です。
プロポーションとしては風防先端が少し形状としてシャープすぎる感はありますが、完成すれば
気になるレベルではないのでほぼ問題ナシ。
レドームと胴体の接合部に若干の段差ができますが修正は難しいものではないです。
補助インテークのシャッターは閉じた状態のパーツしかありませんが、モールドが細かすぎなので
自作すると良い雰囲気になります。難しい工作ではないのでチャレンジしてみましょう。
前輪のタイヤカバーは、脚柱に伸びるステーが1本しかないので真鍮線などで2本に改めたほうが良いです。
ミサイルはフル装備できる本数が用意されていますが、形状として「?」な部分がありますので思い切って他社製品を使うのもアリです。
脚カバーのアクチュエーターが1つもないので、気になるなら自作してあげましょう。
インテーク内部のFODは作動した状態で組むようになっているため、タービンブレードのパーツは接着しなくても見えないのでOK。
デカールは台紙から取り出すとすぐにカールしてしまう傾向があり、インクの厚さも薄いのでやや貼りにくい印象がありました。
小さいデカールは注意して作業した方が良いです。
いろいろと書きましたが現時点ではこの製品が1/72複座型としてはベストキットです。
アフターパーツも出はじめているので、ディテールやキットの不備を補いつつ製作するのもしやすくなるでしょう。
オススメできるキットだと思います。
SIMPLE1500シリーズ Vol.22 THE プロレス
リングとキャラのサイズ、技や動きのスピード感覚、行動選択時のボタン操作性、一つ一つの技を仕掛ける時のタイミングと勝敗の基準、始めは打撃の駆け引きから入って、ある程度疲労させないと投げや関節は全て返されてしまう点や返し技の多彩さ、ダメージの蓄積の仕方による戦略、自作キャラの個性別(スピード型、打撃型、パワー型、テクニック型など)の特性による戦略や耐久度など、一番現実の格闘感覚に近く、特に2P対戦では、相手との駆け引きを楽しむといったゲーム本来の醍醐味を堪能でき、やり込めばやり込むほど発見があり、まるでトランプのポーカーのような不変的な楽しみ方ができる名作と言える。(エキプロは、無駄に複雑な割に大切なゲーム要素がズレていてストレスが溜まり長続きしない。)プロレスファンがゲームを通して擬似体験に浸るにはたぶん最高のツールではないだろうか? たぶん、このゲームの評価が低い人は、2P対戦をしてないか、表面的な豪華さや、仕掛けの複雑さ、過剰なスピード感、過剰な演出による刺激など、ゲーム本来の本質とは関係のない付加価値の部分を求めているか、受身的な楽しみ方を望んでいる人たちではないだろうか? かといって値段に見合った、知恵だけで遊ぶ地味なゲームでは決してない! プロレスファンのツボを押さえた技の多彩さやアングルは、とても1500円とは思えない! ルチャファンにはドラゴン・ラナやラ・マヒストラル、初代タイガーマスクファンにはタイガースピンや619、ゼロワンファンには垂直落下DDTや餅つきパワーボム、WWEファンにはぺディグリーやヒールホールド、新日ファンには飛びつき腕十字やケンカキック、U系ファンにはビクトル膝十字や脇固め、ノアファンにはタイガードライバーからバーニングハンマーまで、これ一本で全ての夢を体現できる!
風のない海で抱きしめて
去年のシングル「Forever You」と同様に女性の一途な気持ちを歌ったで、後半に向かってテンポアップしていく点では似ています。しかし、前の曲に比べてヴォーカルが独立して聞こえ、これが里菜さんの言っている二人だけの時の流れを受けない場所をイメージでき、切ない気分になれます。まさに歌と里菜さんの世界が一致した曲といえるでしょう。
ミニモニ。ジャンケンぴょん!/春夏秋冬だいすっき!
衣裳、振り付け、楽曲、そして彼女たちのキャラクターと、どれを取ってもかわいさの極地。世の中にこんなにかわいいアーティストが存在し、そしてその喜びを享受できることを心から光栄に思わなくてはなりません。私自身20数年生きてきて、カルチャーショックを受けた思いです。このかわいさは天然記念物もの。いつまでもこのスタイルを忘れないでいてほしいものです。