ASHANTI
ジャ・ルールの全米No.1ヒット「オールウェイズ・オン・タイム」でヴォーカルを担当し、自身のファースト・シングル含め、既にU.S.シングル・チャート(3/30付)TOP10内に3曲同時チャート・インという驚異の超大型新人女性ヴォーカル、アシャンティのファーストアルバムです。
モテる男のコロし方 (特別編) [DVD]
ストーリーは3股をしていた男が女の子4人に仕返しされるというもの。
前置きは短かいので、比較的早く仕返しが始まります。
そのため仕返しの内容がとても濃く、かなり笑えます(笑)
あと、アメリカの学園ラブコメディには珍しく下ネタがあまり下品じゃない(自分はそう思いました)ところもいいですね!
出演者も美男美女だし、笑えるシーンも多いし、学園ラブコメディが好きなら素直に楽しめると思います。それと、ジョン・タッカー役のジェシー・メトカーフの筋肉がすごいです!
とても高校生には見えない体です(笑)
チャプターII スペシャル・エディション
社会現象まで起こしたデビュー作。シングル・アルバムともに1位を記録し、数々のアウォードも受賞。快進撃を続けていた彼女は、1年強のインターバルでここに第2章を記した。全体が1枚のストーリーのような作りだった前作からは一転、ここまで開放的でヴァラエティに富んだアルバムになるとは予想もしていなかった。冒頭で過去のヒットシングルを矢継ぎ早にミックスして過去に思いを巡らせてから一転、2ndアルバムからの1stカット(3)へとつながる流れはたまらない。そしてそのシングル(3)も最高にかっちょいいんだから。モロに夏仕様のこれは、これまでのAshantiのダークで憂いを帯びたイメージからすると一瞬誰だかわからないほど。でもここでのAshantiのボーカルは、ぱーっと前が開けたような、そんな開放的な雰囲??を存分に醸し出している。もうほんと気持ちいい。そこから続く前半は、まさに夏、夏、夏。特に(6)なんて、ここまでポップな感じの楽曲をAshantiが歌っている事実が信じられないほどだが、これがまた意外なほど違和感なく耳に入ってくる。これはほんとに楽しんだもん勝ち。そんなパーティー仕様の前半は(6)まで。(7)からは前作の延長線上にある、憂いのあるHipHopフレイバーたっぷりの楽曲が続く。それでも前作以上にソウルフルな歌い回しが端々に見られ、こんなに歌える人だったのかと驚きを感じざるを得ない。楽曲自体も一段と深みを帯びたものが増え、これを成長と言わずして何と言うって感じ。明らかにネクストレベルに達した彼女を堪能できるアルバムであることは確か。
そしてボーナスDVDには、1stアルバムから?米1位に輝いた"Foollish"のビデオクリップと、2ndアルバムからの先行シングル"Rock Wit U"のクリップを収録。何か一つの短編映画を見ているような錯覚に陥る"Foolish"も完成度が高いし、直球夏仕様の"Rock Wit U"のビデオも見ているだけでアガる。それにしてもこのビデオでのAshantiは、どこかJanetに似てる気が。。。髪型?雰囲気?顔?でも何にしても超かわいい。あとここにはファン待望のインタビューもたっぷり収録。ちょっと堅い感じのインタビューだが、このアルバムに対する思いなどが伝わってきて、これは見る価値あり。
コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
弱小バスケチームに新任監督が現れて、チームを強くして、優勝して、ハッピーエンド。
そんな単純な話じゃない。
教師になるならこの映画は必修でしょ、と思うほど勉強について、社会について、スポーツについて考えさせる中身の濃い作品だった。
アシャンティ [DVD]
まずキャストがすごい。アカデミー男優賞受賞者(主演または助演)が4人も出演している映画なんてめったにない。製作時は主演作目白押しのマイケル・ケイン。彼は声が高いが、怒鳴ると一段と甲高くなる。「スウォーム」でリチャード・ウィドマークの将軍と言い争う時とか感じたが、本作でも散見される。最近は「インセプション」で久々に見た。ピーター・ユスティノフは「スパルタカス」を彷彿させる。ウィリアム・ホールデンは、彼がそもそもはアクション俳優だったのを思い出させる。そしてレックス・ハリスン。イギリスきっての名優だが、スキャンダルが災いして貴族の称号をもらえなかった。出番は少ないが、怪しさと上品さが混在する謎の紳士を好演している。もしかして本作が遺作か?
他の出演者も、オマー・シャリフはいかにも彼らしい役だし、ビヴァリー・ジョンソンは後にナオミ・キャンベルと肩を並べるくらいのモデルになった。ただ、重要な役どころのカビール・ベディは「007/オクトパシー」で見かけた程度か。
人身売買というちょっと現在では考えられないテーマだが、アフリカの現実を見れば、納得はできる。誘拐→犯人判明→追跡→奪還と、テンポよく展開するので飽きさせない。
原作はスペインのアルベルト・ヴァスケス=フィゲロワの"Ebano"(エバノ)だが、映画タイトルのアシャンティと同じく、アフリカの民族の名前だ。映画との相違は、主人公が医師夫婦ではなく、夫の方はカメラマンなことと、ヘリのパイロットがフランス人なくらいで、ストーリー的にはほぼ同じ。
製作者はフランス人、キャストはイギリス映画的、監督は「トラ・トラ・トラ」のリチャード・フライシャーと、やや国籍がわかりづらい作品だ。音楽は、映画とは縁のないジャズピアニストのマイケル・メルボワンだが、本来はジョン・バリーに依頼してたのが、都合で交代したのではと思うほど、ジョン・バリーを意識した音楽が並ぶ。
ただ、主題歌の"Don't lose the feeling"は心に残る(作詞はドン・ブラック=笑)。"Don't let the magic die"とか"You will be together soon"といった甘ったるいフレーズも多いが、劇場公開時から30年以上たっても思い出される。
いずれにせよ、少なくとも日本ではこんなにマイナーな映画でもソフト化されているのには、正直驚いた。ただ残念ながらカバーに誤記・誤植がいくつかある。