これがLISPだ! (Information & computing (30))
簡単な四則演算の方法に始まり、
lispの基本的な要素をわかりやすく解説しています。
無理のない難易度の練習問題が豊富にあり、
さくさく解きながら、知識をつけることができます。
C言語やjavaをかじったことがある方なら
特につまるところなく読めると思います。良書です。
レッド・ツェッペリン Dazed and Confused [DVD]
あの時代、ライブでゼップに付き合ってきた老人にとって、
バンドのパフォーマンスうんぬんはともかく、このDVDで老いたグラントと会えることは
とても感慨深いものがある。
アルバム『プレゼンス』発表までローリングストーン誌を初めとするメディアに叩かれまくった守銭奴バンドとしてのアイコンが彼だった。
大した内容じゃない事は認めるが、これもやはり、立派なコレクターズアイテムである。
Living Tree
中学2年生の時に『危機』を聞いて衝撃を受けて以来、数十年・・・。
イエスは唯一無二のバンドでしたし、その中でもとりわけジョン・アンダーソンは私にとって、どこか人生の指針のようでもありました。
そして、こうも思っていました。
彼らが初老に差し掛かった時には、きっとその年齢に相応しい音楽を、プログレッシブに、アコースティックに、そしてソロであったり、より少数の単位で作り続け、私に発信してくれているであろう・・・と。
まさしく昨今のイエスを巡る状況がそれに近く、私の思い通りに事が進行しているのに驚きを禁じ得ません。
このジョンとリックの共作である『THE LIVING TREE』。
作詞がジョンで、作曲がリックとクレジットされ、リックも多彩な音を奏でていますが、私にはジョンのソロアルバムにリックが協力しているように聞こえます。
全体を通じて感じるのは“秋”から“冬”への移り変わりです。
さらに“悲しみ”です。
ロックが40年以上もかけて訴えてきた“平和”が未だ達成されない人類の愚かさに対するどこか諦観にも似た眼差しに、不覚にも落涙しました。
常に肯定的に世界を捉えて来たジョンですが、血で血を洗うような地域紛争や核武装、さらに原子力発電など、人類的危機は決して衰えることはなく、希望を持ち続けられるかどうかの瀬戸際に我々は立たされています。
そう言えば、アルバムジャケットの黄色く変色した木にはびっしりと数式のようなものが描かれていて、最も目立つ根元には、E=mc2とあります。
そうです。
これは核の時代の始まりを告げる等式でもありました。
そう見ていくと、実はこのアルバムが日本の大震災と原発事故を予見していたとも捉えることが出来るかもしれませんね。(ユングが第一次世界大戦を予知したように・・・。)
アルバムの中には戦争を歌ったものもあり、従来のジョンのメッセージと少し違った印象を持ちます。
決して全体が暗いわけではありません。
むしろとても落ち着いた雰囲気・・・。
それはファンタジーを歌うことが多かったジョンとリックの、アーチストとしての等身大の姿であり、飾り気の無いリアルな表現でもあります。
このアルバムは決してないがしろに出来るものではありません。
点数を付けるとか、傑作か否か、そんなことはおこがましくて言えるものでもない・・・。
心にズシリと響きわたって、魂が共振します。
ジェリー・アンダーソン トリプルパック [DVD]
子どもの頃(小学生から高校生の頃)にテレビで見た記憶があるので欲しくなって買いました。
音声は基本的に英語ですが、ジョー90のみ英語、日本語の選択可能です。
字幕は3作品とも日本語字幕のみです。
「スーパーカー」は人形のつくりやキャラクターがユーモアたっぷりで
面白いです。第一話は完成したばかりのスーパーカーが、海難事故の報を受け試運転を兼ねて
救助に向かうのですが、いろいろな意味でよくできています。
後の「サンダーバード」を彷彿させます。
最初の2エピソードだけ収録ですが、
もしもっと見たい場合は、5枚組の輸入盤で39エピソード全部見ることができます。
(この「スーパーカー」のボックス輸入盤は、私の購入したものについては、
何故か国内DVDプレーヤーでも視聴できるようです)
「宇宙船XL5号」は、発進シーンなど、少し時代を感じます。
この二作品はモノクロです。
ジョー90(カラー作品)は冒頭、人形ではなく、人間が演じているのかな?と
思わせるほど、人形が実際の人間の外見に近づいていて
びっくりです。
第一話はどの作品もやはり素晴らしい出来だと思います。
ジョー90の第一作も、ユーモア満載で、それらしい場面に「キャプテンスカーレット」の効果音や、
「サンダーバード」を彷彿させる音楽、ロシアなまりの英語、
そしてジェット戦闘機同士の空中戦などなど、
画面に引き込まれます。
全話セットを購入しても、全部通して見るのはなかなか大変かも
しれませんので、このセットくらいが量的にちょうどいいかもしれません。
3作品とも一話あたり25分くらいで気楽に見れます。
ただ、見る見ないは別にして全話セットが欲しくなるかもしれません……
classical ever!lullaby
休みの日、つい、TVをつけっぱなしにして、だらだらと過ごしてしまいがちですが、TVを消して、このCDをBGMにどうぞ。なごみますし、疲れもとれるような気がします。