ん~、相変わらず若輩者の私には難しいですね(^-^;ストーリー自体はテンポも良く明快なんですが、メッセージがどこにあるのか見つけあぐねてます(苦笑)やっぱりバルジャン(主人公)がマリウス(共和制運動指揮者の青年)に言った「愛こそ生きる希望だ」みたいなところなのかなぁ…しかし原作や舞台ってラストこんなだったっけ?ジャベール(ライバルの警部)との決着がついた時、原作や舞台では何かジャベールが最後に観てる人に対してのメッセージのようなものを喋ってたような…それがこの映画では最後、バルジャンとちょっと会話を交わしたあと態度で示すように無言で決着がついてしまう(ネタバレ回避の為の表現です、知ってる人はジャベールとの決着がついた最後のシーンを思い浮かべてください)ので、ちょっとラストがわかりにくくなってるなぁ…しかもそこでエンドロールですし。あと、2時間枠に収める為だいぶストーリーがカットされてて展開が早く感情移入しにくいのと、せっかくの個性的な脇役が目立ててないところはちょっと残念でした。あと、当初バルジャンは囚人で始まり、その9年後市長、その後また色々あって10年後が舞台となり、最初のシーンから計19年経つわけなのですが、コイツら年とらねぇ(笑)バルジャンは若干髪型やら変わってますが、顔にさほど年の変化が表れてない…ジャベールにいたってはまったくそのままだ(^-^;この辺、メイクやらでなんとかならんかったのでしょうか?ちょっと演出力不足で消化不良気味です。。しかしストーリーはテンポ良く明快で「一応」原作に沿っていますし、「レ・ミゼラブル」をこれまでみたことのない人には充分楽しめる作りにはなっていると思います。名作古典の映画作品、安くなったのを機に一度ご覧頂くのも良いのではないかと思います。
ウマ・サーマンが、ビルとさしで戦うシーンが一番の見所だけど、映画編集としては、トレラーハウス内のウマの決闘シーンだよ!
ハリウッドでも、みんな引用するのは実はそっちの方なんだ! これホント〜