現在の目で見ればスローテンポだが、これ1本でカッシング扮する男爵の研究に対する執念と狂気というシリーズの中核となるキャラクターを完璧なまでに確立させた演技と、このシリーズの独自性となる主役は怪物ではなく人間を造るという行為に対する倫理感を確立させたことが特筆でき、ホラーというよりも内容的に優れた作品に上がり、時間も約80minと妥当で飽きずに観られる作品。
『伊福部昭の芸術4 宙 SF交響ファンタジー』と同一録音。
『伊福部昭の芸術4』には、自衛隊マーチ(怪獣大戦争マーチ)」
をモチーフにした「倭太鼓とオーケストラのためのロンド・イン・
ブーレスク」も収録されています。
『ゴジラ・ゴジラ・ゴジラ! ー ゴジラ・ベスト』は、
『伊福部昭の芸術4』の「SF交響ファンタジー 全曲」と、
『伊福部昭の芸術7』の「SF交響ファンタジー『ゴジラvs
キングギドラ』」をカッ
プリングして、定価2000円と
200円高いだけなので、お勧めです。