最初はコミック版で、次に文庫サイズで、更にワイド版で、そして今、復刻版で。
コミック版、文庫版は好きで好きで、手放す気は毛頭無かったのですが
相次ぐ引っ越しなどで紛失してしまい、ワイド版が出た頃には海外にいた為に気づかず、
ネットが普及し、そこでの購入手段が出来てから
オークションで定価よりも高値で入手しました。
しかし、状態は万全でなかったため、こうして新品で入手する機会が得られとても幸せです。
この様な事を記したのも、それほど欲しい者にとっては魅力があふれ、
手を伸ばさずにはおられない作品であるからです。
アメリカ西部を舞台とし、銃をとって戦う男達の姿はとても惹かれます。
その様な舞台を川崎のぼる氏の確かで存在感のある画力により表現されたのです。
個人的には
巨人の星以上に川崎氏の代表たり得る作品であると感じます。
幼くしてアウトローによって西部で生きる術を文字通り叩き込まれた日本人の血をひく少年。
不幸である境遇の中にあっても、救いを差し伸べる手がどこかに存在し、抑揚を持たせております。
悪の中に有りながら、正義のために銃をとって戦う姿、そして物語は
最近の作品ではなかなか得られない熱さと重厚さに満ちております。
読んだ後の満足感、爽快感はなかなかないでしょう。
萌えにだけ頼る事の無い、貴重な西部劇をより多くの方に堪能して頂きたいと感じます。
このCDを手に入れたのは、「
侍ジャイアンツ」と「
はじめ人間ギャートルズ」の
タイトル曲を聞くため。期待通りでよかったですよ。
この当時のアニメのオープニング曲、エンディング曲は作品の特長をよく表現できていて、聞きガイがあります。
おすすめです。
私は女性ですが、東京ムービーのアニメは多くの作品を見てきました。「
アタックNo.1」「
エースをねらえ!」「おはよう!スパンク」「レディ・ジョージィ」などこれらは女の子向けアニメですでにDVD化されて今でも販売してます。では何故「
荒野の少年イサム」や「赤胴鈴之助」がなかなかDVD化されなかったのでしょうね?疑問です。子供の頃夏休みの再放送で見てた「
荒野の少年イサム」アニメ版の前半はまあ原作に沿った内容だったような気がします。原作の漫画は旦那が持ってまして、読みました。本は旦那が子供の頃買ったそうでかなり年季が入っていてボロボロです。(笑)
1巻から12巻まで原作を読み、無法者に育てながらも、常に正しい清い心を持ち続ける主人公イサムの真の強さが感じられます。男の子向けのアニメも当時はよく見てました。やっぱりなかなかDVD化されなかったのは「人種差別」「銃で人を撃ち殺す」がネックだったんでしょうか?現代もアメリカは銃社会ですからね。
母を亡くし、父とも生き別れになったイサム。ストーリーの初めは10歳でしたね。では最終回は一体イサムは何歳に成長してたのでしょうか?アニメ版では話の進行でかなり体が成長してます。推定年齢15歳くらい?
最終回が感動的でした。敵と戦う父を助けに向かうため、必死に馬を走らせるイサム。「お父さん!お父さん!」と必死に父の姿を求めます。いよいよ話のクライマックス!敵の攻撃を阻止するために自分の身の危険をかえりみず、敵に銃を向けたイサム。敵のしかけたダイナマイトで吹き飛ばされ、一時は危険に陥り、ハラハラドキドキ。煙の陰からお互いの姿を確かめる父と息子。「イサム!」「お父さん!」いよいよ親子の再会!!涙が出ました。原作ではイサムはお父さんを探しに旅に出るという形で終わってますが、アニメ版ではちゃんと2人は何年かぶりに再会を果たしてます。
親子の絆!!いいですね〜!!感動です。私にも息子がいるので是非見せたい作品です。待望のDVD化、ありがとうございます。