やっと全編確認しました。
リージョンフリーで、プレステ2でも視聴可能です。
ボーナスDISCのインタービューでの字幕以外に国内盤との仕様違いは無いと思われます。
価格差が非常にありますので、お手ごろ価格の輸入盤をお勧め致します。
内容に関してですが、ライヴ自体は最近の3作品からの楽曲がメインで約80分と
コンパクトな収録時間となっています。
しかしながら、各アルバムからの選りすぐりですので、非常に充実した映像作品といえるでしょう。
ゲストとしても、シモーネ・シモンズ、サシャ・ピート、マリ・ヤングブラッドが参加してある種シアトリカルともいえる
ステージングを見せてくれます。
他にも女性コーラスが3名参加しており、バンドのコーラスワークを非常に上手く表現してくれていると感じました。
また、演出に関しても狭い会場ながら中々手が込んでおり、個人的には雪の降る仕掛けの美しさに1票です。
カメラワーク(クレーンカメラありなので非常に立体的な映像です)、観客の盛り上がり(ウラヤマシイ・・・)、
バンド演奏(カーンはやはり上手い!)いずれも文句のつけようがありません。
しかしアメリカのバンドは思えませんなぁ・・・。
新しいファンがこの作品から購入するとは考えにくいので、既発の"Ghost Opera"の収録曲はあまり意味がありません。ファンのお目当ては、当然ライヴ音源と
ボーナス・トラック。メンバー個々の能力が素晴らしいのはご周知の通りですが、音質に関して言えば不満です。"One Cold〜"に比べると明らかに質が落ちます。しかし、新作のライヴ音源が聴けるのは素直に嬉しいです。スタジオ・リミックスの"Rule The World"は大変面白い音作りになっています。ピコピコとデジタル音が鳴り始めた時には、Kamelotもついに方向転換か?と心配しましたが、聴き終えて安心しました。私は良いと思います。
スタジオアルバムがすでに6作目になるが、本当に良いアルバムを発表してくれる。前作に比べると攻撃的な要素が後退していて、根っからのヘッド・バンガーズには少々物足りないところがあるかも知れない。勿論、疾走曲もある。
本作は全体的にKyが多用されており、カーンのVoをじっくり堪能したい。特に#6 WANDERはうってつけ。収録曲数が17曲と多いが内4曲は約1分のSEで、一曲一曲は4~5分と比較的
コンパクトにまとまっており冗長な感じはしない。