タイトル及びCD内容を簡単に説明すると、

「アニメ鉄のラインバレル主演男声優の柿原徹也とラインバレルファン(バレラー)が主演女声優の能登麻美子にセクハラ紛いの口撃をしかけイジメ、キレさせる番組に同作品で共演している植田佳奈ゲストであまり作品に触れずにダベり続ける番組です」

ってことになるのでしょうか？出演者があまり体裁を考えずにかなり放送ギリギリのところで素の自分をさらけ出しているのでネットで(笑)的な意味でひどい番組と酷評されているWebラジオのCD出張版です。出演者と年齢近いこともあり、芸能人も人間なんだなあと感じさせられました。特に能登麻美子は声優としてのイメージが先行し過ぎると敷居が高い印象ですが結構女友達に一人はいそうなタイプで驚きました。このラジオ上では相当可哀そうな目に遭わされてますがある意味それがこの番組のウリです。あとゲストの植田佳奈もファンなら鼻血もののトークで楽しませてくれます。

個人的には星5つを超える出来ですが視聴するファンの考え方次第では果てしなくマイナスがつきそうな予感。笑いに寛容で鉄のラインバレル抜きで能登麻美子、植田佳奈ファン向けです。試しにWebラジオ版、その中でも最近更新されたものを聞いてみてそのノリを受け入れられたら買えば損しないと思います。初期の放送は今ほど"ひどく"なかった・・・

基本的には第一弾のラインバレルの成型色変えですので肩の六角形状のパーツが外れやすかったり首のチューブパーツが破損しそうで危なっかしい程組み込みにくいのは相変わらず。

ただし単に黒く成型色を変えただけではないのでパーツの分割の都合による色の差異は塗装によって再現されており素組みでも中々の完成度です。

接着剤を使用しないで組み立てられるのが前提のキットですがやはり、パーツの合や隙間が出来てしまう等の問題点もありますので外れやすいパーツや隙間が出来てしまうパーツは接着してしまった方がストレス無くいじる事が出来ます。

(総合5.33/10点)

#05｢明日への道標｣★★★☆☆6/10点
　ようやく本来の正義のヒーロー路線へと飛躍した復活劇が熱い1本です｡
　大きな代償を経て､ようやく己の矮小さを痛切し､礎とする成長物語は
　わかりやすく面白かったのですが､これが次回以降､蔑ろにされないかやや心配です｡
　あと越権行為､権力行使も甚だしい明朗快活な最低社長の次回予告には苦笑｡

#06｢明るい夜｣★★★☆☆5/10点
　今までの真面目さ､憂鬱さを払拭する笑いとコミカルさが特出しており､
　なんだかとってもアットホーム｡特に憑き物が落ちたように真摯で紳士な浩一と
　初心な一面を見せるシズナがいい所総取りで意外でした｡
　ただ､真面目な部分とお茶らけた部分が剥離しており､流れが急すぎる感が
　あったのは残念｡いつもの｢最低予告｣は幾分控えめですが､
　逆にお色気担当としての株は急上昇の予感

#07｢サイアクな放課後｣★★★☆☆5/10点
　王将が敵陣に堂々入場という予想外の展開と､昨今ありえない真面目な
　｢世界征服｣宣言､この作品世界観を一気に語る実にわかりやすい展開が爽快｡
　ノリと楽しさ､単細いえ単純明快さで魅せる日常描写のコミカルさも
　序々に箔が付いてきており､肩の力を抜いて楽しめます｡正義vs世界征服か･･･!

子供の頃からいじめられている高校生・浩一が謎の少女・絵美と出会い、ラインバレルと呼ばれるメカを召還する力を手に入れた…。
しかし、ラインバレルを操る力を手に入れた時に浩一は既に死んでいるという…。
少年がロボット（メカ）と出会い、何かをその代償とするというのはエヴァを彷彿とさせる。しかし碇シンジと違うのはそこまで自問自答していない点である。
だが、それなりに謎も多いこの作品、じっくりとその展開を楽しみたい作品でもある。やたらにメカ＋美少女という安直路線に走っていないのにも好感が持てる。

一話のラインバレルを呼ぶシーンの曲が聞きたくて買ったのですが、全曲とも素晴らしく、繰り返し聞いています。
日常のコミカルな曲、静かな曲など、なんとなくアニメを見ているときにはスルーしがちなBGMも、こうしてまとめてフルで聞くと印象深いです。
これからリリースされるDVDで本編を見直す時の楽しみが増えました。

原作ファンで、物語の改編が気になってアニメを見ていない方も、一度このサントラを聞いてみてはいかがでしょうか。
アニメ・鉄のラインバレルから物語を省いた後に残るもの（ナンセンスな言い回しですが）：作り手のこだわりや情熱、どのような世界観を持って作っているのか、感じられるかもしれません。
OP、EDのテレビバージョンも言わずもがな素晴らしいです。

個人的にお勧めの曲はair fightとawakening of the boy。
かっこいい！