映画で描ききれなかったマーフィーの父親、家族のこと、登場人物の心理描写など、情報量がてんこもりで、ああ、やっぱり小説買って読まなくちゃね、と思いました。公開当時、ロボかっこいい!けど救いのない映画・・・と脱力した覚えがありますが、家庭を持ってから見ると、マーフィーの無念さがよく分かり、う~ん、深いなあ、と。
あと、名訳!さすが斉藤泊好さん。この方、ラインスターとか、数々の海外SFを手がける、早川では福島正美と並ぶくらいの素晴らしい翻訳者さんで知られています。日本語の補完の仕方が絶妙で、映画のノベライズとへ思えないくらいの名文です。う~ん、すばらしい!
本当に、海外文学は、訳で左右されるんですよね~
このゲームは、ロボコップのファンにはたまらないと思います。なぜなら、ロボコップの機能を忠実に再現し、武器も映画で出てくる物を使用しているからです。それに、映画でおなじみのED-209やオムニ社、そのほか多数のキャラクターが出てきます。ファンなら是非買ってほしい一本だと思います。
ロボコップとして蘇生するまでの経緯や,周辺の人々をリアルかつ丁寧に描こうとするあまり,極めて地味な作品になってしまった.カメラワークなども(マン・オブ・スティールやスタートレックを観てしまった後では)どうしても稚拙に見えてしまう.
細かい部分で批判するようなものは何もない.しかし何というか,映画としての本質的な面白さに欠けている.何を恐れてここまで「平均的」な映画に
仕上げたのだろうか.
オリジナルと比較してどうこう言うつもりは全くないが,「ロボコップ」から期待する作りではないので,せめて
タイトルを
「身体失った警官:奇跡の生還奮闘記」
とかにしたらどうか.