カラーの写真が多く、文章も読み易いのでとても楽しいです。NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」も面白いですが、これを読むとドラマとは違う歴史を知る事が出来るので更に興味が湧き仙台や松島に行ってみたくなります。
伊達政宗のディテールは流石に無理がありますね。近くで見ると何が何だかよくわからない。遠くで見るとちゃんと
伊達政宗像なんですが。
皆様も書いているように大きくて見栄えは良いです。おかげ様で手持ちのケースに入らなかったのが無念。
難易度については、伊達さんの部分が前述のとおりよくわからない為、説明書通りに作っても、これでいいのかな?と写真などで確認しながら作りました。
後はやっぱり馬の足ですかね。動物などで細いもの作った事がある人なら多分みんな経験してるんじゃないかと思われるアレが待っています。
山岡荘八氏の描く
徳川家康は後年の仏くさい印象が強すぎますし、秀吉、信長は多少常軌を逸脱した印象がありますが、
伊達政宗は素直に共感できる人物として描かれています。
常軌三人にも勝る胆略の逸話も数多く、家人の前でも決して横にならないといった己に厳しい姿勢も感心します。息を引き取る間際に、粥がのどを通らず自分めがけて槍隊を突進させてた勢いによって、粥を食した時の描写は政宗の意地っ張りともいえる生き様や人間性がよく現れています。「成そうと思えば必ず成る!食おうとと思えば必ず食える!忘れるなっ!たわけども!」