忘れたころに出るこのシリーズ。
3巻が2011年9月ですから、なんと1年10カ月ぶり!
連載追ってないふまじめ読者だから文句は言えないんですけどね。
今回は前半が、1人の名俳優さんの自殺にまつわる謎とき。
八雲も共演したことのある、舞台出身の名脇役さんが突然自殺。
その弟さんが、彼の日記を持ってきて、自殺の原因を調べて欲しいとか言い出す。
その日記には、過去に同性と恋愛関係にあったことも赤裸々に書かれていて・・・
というあたりはBLらしさもあったけど、
結局、人が死を選ぶ理由なんて、他人には伺い知れないもんですよ、というモモの発言だけが印象的でした。
八雲のまじめな役者人生も垣間見えて興味深かった。
凛のドラマのトラウマは解消されたのかなあ・・・(その後スルーされてるけど)
後半が、1人のハタ迷惑な新人俳優と
犬の騒動。
八雲のマンションに引っ越してきた新人がペット飼育のルールを守らないせいで
八雲にまでとばっちりが来て、二人でそれを解決しようとがんばるお話。
犬がかわいかったw
この2人とも長い付き合いだし、毒のある凛と寛容な八雲という組み合わせが大好きなので、
続巻でまた会えることを強く期待して星5で。
しかし同じ事務所の後輩たちのデビューはどうなったんだろー?