不遇のロカビリーマン。ロイ・オービソン。 ハッキリ言って十九、二十歳の頃、この遺作の名盤を聴いても「ただのオーソドックスな音楽じゃん」てな感じでした。 けれど十数年後、ある日突然「you dot it」をあまりに聴きたくなりました。笑 あの時の自分はなんて耳が悪かったのかしら!いったいこのアルバムの何を聴いてたのかしら!?? しかもメンツが凄い。 どの曲も名曲ぞろいですが、you dot it(たしかCMに使われたような記憶が。。)からボノとの共作の泣かせるshe's a mystery to me,ジェフ・リンのa love so beautiful,カントリーがかった軽めのthe only one,ほんっとーに地味ですがアルバム中、一番好きなコステロの曲でT.ボーン・バーネットプロデュースのthe comedians等々収録の80年代R&Bのまさに傑作アルバムです。