ライブで度肝を抜かれ、大笑いの大合唱になった「マシマロ」レゲエver.がまた聴けた民生の歌声もギターも、いちいち笑えるトークも、最高に楽しめる。後ろを固める小原さんの小粋なベースも、斉藤さんの熱いキーボードも、湊さんのダイナミックなドラムスも、ため息出るほど渋くてかっこいい！次のツアーが待ち遠しい！ってか、待てない!!
個人的にはギターがギュンギュンいっちゃう重めの曲が大好きなのですが、やっぱり「マシマロ」の時の民生の笑顔が最高でした。私もこんな風に歳を重ねていきたいな！

今回も期待を裏切らず、本当に良いアルバムです。奥田民生のファンで良かったと思える、これからもずっとファンだし彼の音楽を聴き続けるのだろうなと思える、そんなアルバムです。通しで聴いていて飛ばす曲無し、聴けば聴くほどハマる「スルメ」健在、ギターをはじめ全ての楽器の音が気持ち良くて体が細胞レベルで喜ぶ感覚を味わえる、そして歌詞もボーカルも相変わらず素晴らしい。しばらくヘビーローテーションで聴きまくります！

個人的には［ひとりカンタビレのテーマ〕の弾き語りが観れて満足でした。

私のように、コードをそんなに覚えてない…耳コピ出来ない…でも弾きたい…という方にピッタリ。
見開きで一曲ですし、その曲で使うコードの押さえ方も書いてあるので分かりやすいです。
大好きな「マイカントリーロード」もこれで弾けます！
コードしか載ってないですが、難しいことが出来ない自分がジャカジャカと弾き語りする分には十分です。
あとはCDや民生さんの弾き語り映像を見たり聴いたりして、弾ける範囲で音を足したり、リズムを変えたりして楽しんでいます。
民生さんの曲を色々と楽しんで弾きながらコードを増やして行きたい方にオススメです。

ライブビデオを期待している方には、物足りないかもしれません。もちろん、曲も収録されていますが、フルではありません。ツアーリハーサルから最終公演日までの、210本もの撮影テープから、厳選映像をまとめたドキュメンタリー風であり、雰囲気的には、｢ひとり股旅｣を連想していただけると、かなり近いと思います。普段、見れないリハーサルでのコーラス練習や、様々なハプニング、スペシャルゲスト、各地方ごとでの歌詞のアレンジ等々、きりがないぐらい見所満載で、期待は裏切らないです。奥田氏、愛用のＧＭ・タイフーンも登場しますよ。