当時24時間テレビを見た時、私は6才でした。
録画したビデオテープを何度も繰り返し見た記憶があります。
この度ようやくDVD化されさっそく購入し、感動がふたたびよみがえりました。
写楽と和登さんとのかけあいが本当に楽しく、パンドラの野望にドキドキ、あの頃と変わらず見入ってしまいました。
今も昔も、手塚治虫先生のキャラクターは本当に魅力があるなぁと思います。
三つ目族の子孫で不思議な力を持つ少年・
写楽保介が、古代史にまつわる難事件に立ち向かう、ミステリー
タッチのSFです。いつもは額の目にばんそうこうを貼っているけど、はがすと超能力を発揮する三つ目人になります。主人公が三つ目になった時は、魅せられます!なんとも言えずいいキャラです!悪魔のように冷たい一面もあるけれど、頼りがいがあって、カッコイイ!彼の相棒役の和登さんという女の子は男勝りだけど、セクシーな色っぽさを持っています。この2人は中2なので、中学生くらいの人には特に面白いと思います!ぜひ読んでみてください☆
三つ目がとおるは作品名と
写楽という男の子が主役で三つ目になると生意気な性格になる、というくらいしか知識がなかったのですが、
最近ふっとDVDを借りて何気なく見てみたらあまりの面白さにびっくり!
すぐに単行本を購入してそちらも読みながらこのDVDも見ていったのですが、
本当にうまく原作を活かしたシリーズ構成になっているなぁと思いました。
原作をベースにしながらもアニメのオリジナルな展開が入っているので先が読めず、原作を読んでいてもとても楽しめます。
三つ目族の謎編のラストで
写楽がとった行動は、原作よりもさらに怖くて本当にどんな展開になっていくのかわからず、見ていてすごくドキドキしました。
私は手塚作品の主役はみんな正義の味方みたいな正当派な感じの人ばかりだと思っていたので、
ここまで悪魔的思考の主人公はすごく新鮮でした。
でもそれがかえってこの作品の魅力を引き出しているのだと思います。
手塚作品は何作か代表的なものは読んでいますが、
その中でも文句なしに一番好きな作品になりました。
ぜひ原作とともにアニメも見てください。
本当におすすめのすばらしい作品です。
サントラといったら、結構無意味に長ったらしいものが多いですが、このサントラはTVで使われていたものを簡潔にキッチリ入れていて、とても聞きやすいです。音源が古いはずなのに音もクリアです。サントラといえど、音楽的にシブイ。結構楽しめる一枚です。
手に入りにくい古いアニメのサントラ、このお値段で買えるとは・・・。即買いです!