物足りないです。
特に、ルーシーの家族が毎日同じようにルーシーのために“一日”を繰り返してあげるシーンの時にかかる曲が入っていない。
それが一番聴きたかったのになぁ。
ソニーだから?
でも
ハワイアンアレンジされてていいのもあります。
不慮の事故による記憶障害の女性に恋をしてしまったという重々しいコンテンツを重々しく感涙バージョンで表現するのではなく、ラブ・コメディーという枠組みの中で、おどけた微笑ましいアメリカンなライト
タッチに
仕上げたところがこの映画の素晴らしいところです。ぜひおススメしたい作品です。
こういったコメディー
タッチで描かれた作品では、例えばこの
タイトルのような”50回目のファースト・キス”のときに記憶がよみがえって、「ああ、よかったね」ということで、すべてがめでたく収まる結末を迎えるはずですが、この作品はそんな簡単なものではなく、障害があるのであれば、末永くそれと一緒に仲良く過ごそうという前向きな考えが持ち込まれているのには驚きました。
現実としっかりと向き合って描いたシナリオであり、それでいてハートフルでロマンチックな”しあわせのきもち”がじわっと伝わってきます。
アダム・サンドラー主演の映画は、いずれもハートフルな演出にギャグで笑えるっていうのはもちろんのこと、一途なところ、男のやさしさやロマンを感じさせるところがあり、今まで期待がはずれたことはないんですが、その中でもこの映画は最高にハートフルな印象を感じさせてくれるものとなっています。
相手役のドリュー・バリモアは有名な女優さんらしいですが、グッとくるチャーミングさが輝いていました。
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、"恋"をする事のときめきと、"愛"を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せな気分にさせてくれる、ハートウォーミングな傑作だ。もちろん、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想い、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リ
アリティを持たせている。ラスト、"いつものように"、船上で目覚め、"いつものように"、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、
アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人たちに囲まれて、"いつものように、新鮮に"、自らの幸せを実感するルーシーに、"OVER THE RAINBOW"が被さる。
完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!
その時ときめいて苦しくて切ない気持ちで聴いていた「恋におちて」。1985年にこの曲を聴きながら高校の頃から忘れられない彼と何年ぶりかでの再開でまた恋におち、分かれた。それからも忘れられずよく聴いた曲。そして、それから17年たって、この夏またその彼と再会し恋におちてしまいました。もう分かれたくないけど、遠すぎて逢うことも許されず、悲しく苦しい毎日です。このKissの曲はその彼との長い思い出と一緒に聴いてきた歌が多くて心切なくなる曲ばかり。
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、"恋"をする事のときめきと、"愛"を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せな気分にさせてくれる、ハートウォーミングな傑作だ。もちろん、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想い、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リ
アリティを持たせている。ラスト、"いつものように"、船上で目覚め、"いつものように"、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、
アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人たちに囲まれて、"いつものように、新鮮に"、自らの幸せを実感するルーシーに、"OVER THE RAINBOW"が被さる。
完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!