【CHRIS BOTTI LIVE with Orchestra&Special Guests】 に次ぐ、孤高のトランペッター・クリス・ボッティのボストン・シンフォニー・ホールにおける最高のライブ。
トランペットを吹くその後姿は余りにも美しい。
前作に増して超豪華なゲストとの見事なコラボレーションに惹きこまれる。
前作との会場の響きの違いも楽しめる。
何処か物悲しく広がる透明感のある音は最高。
トランペットで聴くAve Mariaは新鮮。
多くのアーティストも歌っているWhen I Fall In Loveは切なく艶のある響き。
チェロの調べに、そっと優しく音を織り込んでゆくYo-Yo Maとのニュー・シネマ・パラダイス。
大好きなヴォーカリストJosh Grobanが登場する事も嬉しい。
ヴァイオリニストLucia Micarelli とのEmmanuelは凄過ぎる。
まるで濃密な囁きの様な、情事の様な。溶け合う演奏に、客席がじっと息を殺しているのが伝わる。
Aerosmithのヴォーカル Steven Tylerとの組み合わせは、観るまではどうなのかと思っていたが、互いの至近距離でのパフォーマンスで魅せる。
どのゲストとの競演も、決して張り合わずスムーズに優しくソフトに音を乗せ、見事な相乗効果。
口説きの様な音色と溢れる色気に、今回も魅了された。
それらを伝える艶のある高精細な映像。
演者・奏者の息遣い・指使いも鮮明に繊細に映し出してくれる。
薄暗い地灯りの客席の映像はボヤけてしまう部分もあるが、仕方がない。
客席のドレッシー過ぎず、カジュアル過ぎない落ち着きと盛り上がりも素敵。
のどかな昼下がりに、静かな夜に最適。お奨めしたい一本。
Macmillan ReadersのLevel 2(600語レベル)
語数 9,412 YL 1.6
1804年のウエセックスでのこと。イギリスと
フランスが
戦争状態にあった。
John Lovedayは、
トランペットで連帯を率いていた。その弟の
Robert Lovedayは船乗りだった。
若く美しいAnne Garlandは、昔からRobertのことを好いていた。
また、JohnはGarlandの美しさに惹かれ、恋に落ちていた。
RobertはAnneの気持ちを知らず、Matildaという女性と結婚するという…。
しかし、Matildaはある事情からRobertの前から逃亡してしまう…。
そしてRobertの気持ちも、一緒にいる時間が長くなったAnneに
向けられていく…。
兄弟でAnneを巡って、一歩ずつ引いて遠慮しあう2人。
また、戦争に駆り出されて不在にしている期間もこの恋愛関係
に影響を与えていく…。
その中で気持ちが揺れるAnne…。Anneは、Johnは、Robertは
それぞれどんな選択をするのであろうか?
ラブロマンスを時代背景とともに描く作品。このレベルの
英語で
これだけのラブストーリーが描かれていることはすごい。
登場人物が少ないため、混乱なくストーリーを追いながら読める。