反則の先行レビューですので、煮るなり焼くなり、ご随意にどうぞ。どうしても、言いたかった事があるだけなので、点数稼ぎの意図はありません。(まぁ、逆に、減点票が一杯来るのが現状みたいですが)
ボクは、“怪しげな方言を操る”、金髪の「石原刑事」が、本当に、誰よりも好きでした。
(第1期から第2期および劇場版1に登場)
実を言うと、最初、見た時は仰天しました。こんな芝居、
アリなのか?!と。でも、その、どうにもこうにも憎めないキャラクターが大好きになり、いつしか、彼の芝居を楽しみに見るようになっていました。そうそうたる面々を、たった一人で「食って」みせた、あの芝居は忘れません。以後、誰を連れてきても、彼の代わりは務まらなかった。そう思っています。
彼(前原一輝)が引退してしまったのを知り、ボー然としました。以後、彼の復帰を夢見て、3期以降を見て来たと言っても過言ではありません。なので、番外編の「矢部」で彼の姿を見た時は嬉しかったですね。「もしかしたら映画で復帰してくれるのでは・・・?」と願わずにはいられませんでした。ほんの1シーンでしたが、ラスト・ステージで、彼の姿が見られて良かったです。
出来る事なら、戻って下さい。前原さんの芝居が見たいです。いつまでも、待っています。
山田の真っ直ぐな正義感。上田の照れ屋な優しさ。二人の距離感は、最後まで「トリック」のままでしたが、ボクはこの二人、必ず結ばれる・・・って思っています。
地殻変動のシーン等、映画らしい演出も見られ、とても楽しめました。では何故★4つか? 終わってしまって寂しいからか・・・。いや、石原刑事が戻った「完全版」が、二度と実現しなかったからですね・・・自分にとっては。
シリーズの「まるごと消えた村」、「サイ・トレイラー」は自分の宝物です。野際さんの「母の愛」。菅井さんの「大ベテランの存在感」・・・ どの登場人物も個性的で、魅力的でした。一風変わった堤さんの演出は、海外の爆笑連発コメディとは全く違ったものですが、ここにしかない世界があり、それに皆、魅了されたのだと思います。素晴らしい時間をありがとう!!
すごくいい曲ですね…必殺シリーズの主題歌はどれも名曲揃いなので、初めは戸惑い(ジャニーズだし)もあったのですが…聴けば聴くほど味がでて心にしんみりくる切ない
バラードです。東山さん松岡さん大倉さんあんたらいい仕事人してるゼ!時代劇は必殺!歌は鏡花水月です!!
東山紀之さんが半生を綴ったエッセイです。
1 カワサキ・キッド
2 運命のとびら
3 新たな世界で
4 出会いと別れ
5 四十代キッド
6 帰る場所
の6章から構成されていて、文章が素直で、東さんの少年時代の
モノクロフォトも載っていて読みやすいエッセイに仕上がっています。
川崎での少年時代、ジャニー喜多川さんとの運命的な出会い、
初めて語るおいたち、ジャニーズでの生活、芸能界での出会いや別れ等々、
どの章も興味深く、時に東さんの真っ正直な文章に感動したり感心したりしつつ読み進めました。
想像していた通りのきちんとされた方と言う印象でしたが、
その陰にはおいたちから始まる人知れずの苦労や挫折があったのだと知りました。
これからの更なる活躍を応援したくなる様な1冊です。
モチーフは竹取物語のようです。
誰もが知っている話ですが、大人向けに古典的かつ硬派な会話があります。
元々SF的なストーリー展開。タイムマシンで1000年遡ればこうした人たちがいて、
このようなことがあったかもしれないと思いを馳せつつ眺めていました。古典の素養
があるとさらに楽しめるかもしれません。
途中で眠くなりましたが、童話とは違った見応えのある作品と言ってよろしいかと
思います。
キャストは
・石ノ上ノ文麻呂:
東山紀之・なよたけ :毬谷友子
・清原ノ秀臣 :中村繁之
・小野ノ連 :山本亨
・大伴ノ御行 :遠藤征慈
・讃岐ノ造麻呂(竹取の翁):坂東弥十郎
・瓜生ノ衛門 :林昭夫
・石ノ上ノ綾麻呂:仲谷昇
ほか
扮装や時間の経過のため演者を確認するのが、なかなか……。
主人公の女の子の態度に多少の矛盾や無理があるのは、結末が4通り用意されているためでしょう。しかし素晴らしかったです。
それもこれも声優さんの演技力と表現力の賜と思いました。春人役の方はとにかく声が甘い!聞きごたえがあります。病みっぷりは私としてはこれで充分です。BGMで震撼するので丁度良かったかも。
叶衛役の方は演技が抜群で、セリフのクオリティがめっちゃ高い!バッドエンド9分16秒のひとことは、まさに珠玉です(笑)
あと変な擬音が無いことと音楽が良かった。BGMは出張りすぎず薄すぎず。声優さん達だけでなく作った
スタッフの人達全員、すごいなぁと思いました。