書店を覗くと、大河ドラマに合わせ、黒田官兵衛関連コーナーが設けられていますが、 その中でもひときわ異彩を放っている本書。
漫才形式でテーマを掘り下げるという「日本原論」「日本史原論」シリーズの 読者ならお馴染みのスタイルで、田中が官兵衛や秀吉、 竹中半兵衛らの動向ついて解説し、太田がボケまくります。 そのボケに、ここ1年間の時事ネタ(アベノミクス、矢口真里、板東英二etc)や 古い芸能ゴシップ、田中いじりが散りばめられているので、 読み進めていくと、大笑いしながら時代を行き来するという不思議な感覚も。
また、漫才とは別に、章ごとで、太田が真剣なトーンの 見解を綴っており、そちらも読み応えがあります。 大河ドラマの配役をフォローしたりと、時流に乗っかった形ですが、 本書誕生の経緯を語った『爆笑問題カーボーイ』リスナーなら、 読後の満足感はひとしおかと。
太田さんのことは大好きなのですが、
歴史が嫌いで今まで手に取ることも無かったこの本。
でも最近、自分があまりにも歴史に無知であることに危機感を覚え
思い切って買ってみました。
一ページ目から笑えます。私は太田さんの言うことが全てツボなので。
漫才のやりとりを読みながら、歴史に触れることが出来るスゴイ本だと
私は感心しました。
堅苦しい言葉で埋め尽くされている難しい史書では、読み進めることも断念してしまいそうですが
この本なら楽しみながら、歴史を少し知った気になれます。
歴史が嫌いになる前、子供の頃に出会いたかった!
そんな本です。
■結論 いつもの太田さんらしくなかった。カツゼツも悪かった。 体調が悪かったのか、練習不足なのか、ボケが練られてないのか 何らかの理由があったと思いたい。
■気になった所 ・爆笑問題特有の時事に対して、妄想を行い、どんどんボケを重ねていく部分が浅かった。 ・ボケが分かりにくい箇所が何度かあった。 ・田中さんが頑張っていたが、ボケあっての漫才なのでどうしようもできず。 ・いつまの漫才DVDと違って、爆笑が少なかった。
今回の作品の購入はオススメできませんが、 歴代のDVDは何度見ても面白いのでオススメです。
いじめたい心といじめられて痛む心,その強さの絶対値は大きく違う。 いじめたい心が1とすると,痛みは100にも1000にもなる。 それだけの残酷さがあると知っていても,いじめたくなってしまう人はいじめる。 自分には人をいじめていいと何かから認証されていると感じながら。
この本の面白いところは, 自分をいじめっこだもんと言える太田光が真剣にいじめの構造を探っていくところだ。 いじめに関する意見はいじめられた側からは多くみられても,教室内で同級生を「いじった」側からはあまりあがらない。 自分の中で語るほどの強度を持たない体験だからだ。 太田光はそれを独自の方法で解釈しようとする。 反省に落とし込むのではなく,とにかく考えることを執拗に続ける。 そしてテレビでの芸との関連にも触れる。 とても勇気のある本だと思った。 生半可な覚悟ではいじめは語れない。その覚悟を買いたい。
時間と発売時期が延びたのは良かったです。年末発売だと年末のテレビ特番でみたネタと被ってて面白さが2割減だったので。一年後見直すと懐かしさはありますが。 今までのツーショットは全て買ってますが今回は漫才のテンポが年齢のせいか遅くなった感じがしました。あとdvdにチャプターが欲しかったのと昔みたいに上半期下半期に分けて出して欲しい。爆笑問題のライブチケット全然取れないし。
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