いくらゲーム機で出てるからとはいえ、もともとが
英語学習ソフトなんですからやっぱり苦労は伴います。頭の活性化もそうですが、結局脳を労働させるわけですから、かる〜く勉強疲れします。というわけでストレス解消ゲームってわけにはいきません。
ただ、そんなことは百も承知だと思います(私も
英語学習のために買ったんだし)すごくいいです。PSPのトークマンという
英語ソフトでていますがアレより
英語学習ソフトという点ではめちゃめちゃいいです。素直に普通に
英語学習しやすいです。このソフト。ターゲット層は表紙にあるとおり、学校である程度の
英語はやったが片言しか話せないぐらいの人にオススメです。そうするとちょうど辞書もいらず、DSプレイしているだけで上達できます。
この値段でこれだけ
英語能力高められるなら本当オススメです。買って損なし。
本書、山田ゴロ版「
仮面ライダーシリーズ」、DVDはおろか家庭用ビデオデッキさえ普及していなかった時代に、TVヒーローの活躍を反芻するにはこのようなコミカライズの存在が重要であった、しかも本作は放映当時のリアルタイムコミカライズではなく、
仮面ライダーの放映が(ストロンガーで)一旦終了した後に、いわば連載当時ですでに懐かしのヒーロー的立ち位置で描かれたものであり、すでにこの時点で彼ら「
仮面ライダー」が伝説のヒーローであったことを強く印象付けるといえるだろう。
その後、スカイライダー、スーパーワンは放映にあわせたコミカライズとなった、すなわち本作の存在がライダーシリーズ復活の要因になったとも言えよう、
当初は石森章太郎の「少年マガジン版」
仮面ライダーの構図を流用し、(おやっさんのデザインも石森版に準拠)石森版のダウンサイジング的コミカライズであったが、山田氏はみるみる頭角を現し、村枝氏以前では「日本で一番」
仮面ライダーを描いた作家となった、
特にv3の「幸せな子と書いて幸子っていうの、、」や、「ライダーマン編」への力の入りよう、クールなXライダーの描写や、人間より動物にシンパシーを感じているアマゾンの描写等は、ファンの記憶に残るところ、このビデオが無くて視聴できないがゆえにイメージを膨らませるコミカライズの存在が後のクリエイターの二次創作的想像力の展開に強く寄与したことは想像に難しくない、
意外な事に、山田ゴロ氏本人はTVの
仮面ライダーを一度も見たことが無いそうで、渡された設定からあのような「
仮面ライダーらしい」物語を創出していたのだ、(ZXがTVで放映され無かったことも知らなかったそうである、)
仮面ライダーについて語るとき、実際にTV放映されたオリジナルと共に欠かせない存在感を放つ、それがこの山田ゴロ版「
仮面ライダー」である。
1967年作品、カラー・ワイド・
スクリーン、撮影は山口県柳井や上関付近、当時の瀬戸内のきれいな景色が見所のひとつ、原作はなにか外国の作品で、山田自身が脚本化しているが脚本クレジットには小さく森崎東ともある、おそらく山田作品としては言葉数の多い下ネタ部分を担当したと思われる、山田のその後の嗜好から判断するに芸達者な出演者たちを上手に利用したコメディ映画の体裁のための下ネタであり会社側の意向が強く反映している印象を強く感じる、
映画全体の印象は山田が新人監督時代からすでに職人肌のうまさを見せていたことがよくわかる青春メロドラマ、個人的には愛くるしい倍賞千恵子がたくさん見られただけで満足できたが、作品自体の面白さはやはり星三つ程度が相応しいとおもう、
2年後に始まる「男はつらいよ」シリーズで繰り返し使用される細かい材料が本作内ですでにたくさん実施されているのはとても興味深いので「男はつらいよ」ファンは一度は見ていいと思う、
スタッフもすでに後の山田組がそろっています、
もちろん伴淳三郎と有島一郎が名人であることが(いまさら指摘するのも失礼な話だが)確認できる、
松竹は最近になって70年代以降の埋もれた映画をシリーズとして発売開始したが、「おれはこの映画を劇場でみたんだぜ」的な団塊の世代付近特有のおれが!おれが!おれが!と片意地張った雰囲気の作品ばかりであり(二昔前、森高千里のストーンズ・ファンを自慢するおじさんを揶揄した歌を思い出させる)、現在の主なDVD購入層とすればもっともなターゲットであるが、本作以前の団塊の世代は劇場に通っていなかった時代のプログラム・ピクチャーの佳作もきちんと発売してほしいものだとおもう、 その点ではやはり本作程度が何度もDVD発売されている山田は松竹の扱いがいいこともわかる、