生活クラブに入会しすすめられた時は、これで大丈夫?とおそるおそる使い始めたのに、今はすっかり酸素系漂白剤のヘビーユーザー。これ一つあれば、多用途に使えます。
洗濯機のワカメとり、風呂釜、排水溝もこれでOK。といっても、一番多いのは、衣類・タオル・台所布巾・ステンレスマグの漂白・殺菌です。黄ばんで捨てようか迷う白い衣類、まずこれと湯で漬けてみてからでも遅くないです。
古い衣類の臭いや、(この季節、ブラのフロントホック辺りにも要注意な臭いがあったりして。。。)「匂いはもとから絶たなきゃだぁめー」っていいますしね。(古いです。すいません。) 酸素系漂白剤で嫌な匂いはモトから消してしまいましょう。甘い香りを重ねるより安上がりで、安心。
普段から、かなりの量を使うので、気になるのがお値段ですが、
酸素系漂白剤、成分表にある通りどのメーカーも内容物は過炭酸ナトリウム100%。ウィキペディアに、
「一般消費者向けの過炭酸ナトリウムの販売価格は、おおむね1グラム0.5円程度である。洗濯には水40リットルあたり15グラム程度を使う」とありました。
最初は、どのメーカーにするか迷いましたが、値段が高いと効果が高いわけでは全くないので、重量と値段で比較して購入すれば大丈夫。大体750gで350円程度、と思って買っています。これよりものすごい高価な製品もありますが、意味ないです。
【2014年6月追記:現在アマゾンでは本製品、割引なしの定価並みの値段に。定価は、本体価格400円プラス税。この10年は350円以内で買えていたのですが。アマゾンの価格は変動するので、オカモトが販売するOEM商品(下記参照)も含め底値を探してくださいね。】
【必ず温水で】
もし汚れがしっかり落ちないと思ったら、温度と使用量を変えてみて下さい。必ず温水です。そして多めに(ケチらず)使い、時間も長めに漬ければ効果は増大。塩素系と違って、異臭もなく、生地が痛まないのが嬉しいので、何かしら週に数回つけ置きしています。
温水を使うと効果が最大限まで引き延ばせます。水でも使えますが、過炭酸ナトリウムがそれほど活性化しないので、メーカーの勧め通り30〜50度のお湯だとコスパが上がります。特に時間をおいたシミや汚れを落とすには50℃のお湯から始め一晩置きます。翌朝
洗濯機にほうりこむだけなので簡単、かなりきれいになります。
洗濯機でなくてもゆすぎは割と簡単です。長年しみこんだしつこい汚れ・黄ばみ、古い生地でもこれを数回繰り返せば、かなり変化が。
では熱湯の方が、と思うところですが、反応が短時間で終わってしまい、つけ置きの意味が薄れてしまいます。又、塩素系と違い生地のイタミはそうそう簡単には起きません。10年間繰り返し使い、繰返しつけ置き洗いした雑巾はさすがに生地が痛んできましたが、白さは年数を感じさせません。でも、生地のイタミはさすがに漂白作業のためだけではないですね。
【他製品との価格比較】
他社ではパッケージ内容量が、750g、500g、430gと違うのでグラムあたりの値段を比較。
ちなみに、本ページ製品と、
やさしい 洗濯用 酸素系漂白剤 750g【HTRC5.1】は共に
製造元:シャボン玉せっけん株式会社
内容量:750g
販売会社が違いますが、実質同じ製品です。
私は、この10年程どちらかを350円以内で購入しています。増税後は350円以内は少し厳しいですが、それでも定価(本体価格400円プラス税)以上の値段で買うのは馬鹿らしいですよね。この10年程、アマゾンの値段が一番安定していましたが、万が一、両製品もアマゾンでは高すぎると思ったら、他サイトも検討してみて下さい。
ちなみに
パックス 酸素系漂白剤 430gは蓋付きプラ容器 内容量:430G
パックス 酸素系漂白剤 詰替用 500g は500G
地の塩社
酸素系漂白剤 500g、内容量500G
と、チョイ高め。
3キロ以上の業務用もあり、更に
節約できるか?と思いきや、送料かかって全然お得にならないみたいでした。結局、750gを数個まとめてチョコチョコ、年に数回買ってます。腐るものではないので。水に触れない限り、保存可能です。
容器には移し替えてません。チャックがしまるこの袋でOK。水に濡れなければ、保存できます。頻繁に使うので、お気に入りの容器に入れたいという場合、多少微細な粉が舞いあがりますので、吸いこまないようご注意下さい。使用時に少量出す程度なら気になりませんが、全量を勢いよく流し込めば、多少舞い上がります。
≪追記≫ ちなみにキッチンハイター、界面活性剤が入っているので私は使用していませんが、これの主成分も過炭酸ナトリウムです。
手軽に買えますが
花王 ワイドハイター粉末タイプ 750gは、過炭酸ナトリウム100%商品ではないですね。
調べると成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
アルカリ剤(炭酸塩)、漂白活性化剤、水軟化剤、安定化剤、酵素 でした。
【用途はいろいろ】
シャボン玉社のサイトで、酸素系漂白剤の使い方はいろいろ、具体的に記載されてます。さすがに老舗。
・布巾、洗濯物全般の殺菌・漂白もつけ置きするだけ
夏に出番が多い白い衣類、匂いが気になるタオルや布巾も、すっきりきれいになります。汗シミには特に効果あります。雑巾まで残り湯で漬け置きするととても雑巾と思えない程きれいになってしまい、全然捨てられません。衣類、タオル、布巾とも、長持ちしてしまい、かなり
節約できてます。
・茶渋とりは効果大 ティーポットなどブラシが届きにくいところは諦めがちですが、つけ置きで大丈夫。 水筒やステンレスマグの蓋も、つけ置きで隅々まで殺菌できます
・洗濯物を部屋干ししても雑菌がなくなるから匂いません。
これのおかげでいろんな洗剤、フロジャバ、
洗濯機の汚れ取り、キッチンハイター、排水管洗剤、洗濯用漂白剤は買わずに済み、
節約になると同時に置き場所にも余裕が。
≪しゃぼん玉石鹸サイトで勧めてるお洗濯以外の用途≫
【排水口の除菌・除臭】
酸素系漂白剤を100g程度排水口に入れます。
コップ1〜2杯のお湯を注ぎ、しばらく置きます(15〜20分)。成分がパイプ内に行き渡った後、多量のお湯または水を一気に流します。
【風呂釜】
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム100%)もしくは過炭酸ナトリウムを主成分とする洗たく槽クリーナーを風呂釜洗いとして使用することが出来ます。掃除方法は次の通りです。
1.一つ穴(または二つ穴)が充分つかるくらいに水(またはお風呂の残り湯)を張ります。
2.その中に酸素系漂白剤を100g程度入れます。*汚れ具合に応じて漂白剤の量は変更してください。
3.その後、10分くらい沸かします。カスが出なくなれば火を止めます。
後は、汚れた水を排水しカスが出なくなるまでホースなどで充分洗い流してください。
また、追い炊き機能のないタイプは、同じように水を張り、火をつけずに酸素系漂白剤を入れたまま翌朝までつけ置きします。この場合は、
洗面器など漂白したい物も一緒につけ置きできます。
後はホースで洗い流し、穴の内部は歯ブラシなどでこすって良くすすいでください。
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など。メーカーサイトには、図や動画も出ているのでご確認ください。
塩素系は10年以上前に小さいボトルを買ったきりで出番なしです。(ノロウイルスには塩素系を使ってくださいね。)
最後に繰り返しになりますが、
≪温度は大事です。残り湯が便利≫
メーカーでは、30度から50度を薦めています。100度近い熱湯だと水よりも効果はあるものの、粉末が一気に溶けてしまいまい、漬け置きする意味が薄れるので、一番コスパが高いのは、50度でつけ置き。
50度で1時間ほどつければ良いそうですが、わざわざお湯をって面倒ですよね。
面倒くさがりの私は、お風呂の残り湯を使い、一晩放置して翌朝
洗濯機に放り込み、すすぎます。
塩素系と違って、匂いが気にならないので気軽に使えます。シーツや
バスタオルなど大き目の物なら、ダイナミックに浴槽に直接多めに振り入れ、蓋をして一晩置きます。浴槽に保温力があるので効果上がります。少量の時はバケツに残り湯を取り、洗濯物と酸素系漂白剤を入れ、倒れないように浴槽に浮かべて風呂蓋をしておくと、冬季でも翌朝かなりきれいになってます。