カリフォルニアにある大型の原子力発電所"サンファン"が、意図も簡単に6人の武装集団に占拠される。FBIの対テロ対策班のトム・シェイ特別捜査官(ブルース・グリーンウッド)が、息詰まる緊張の中6人の驚くべき正体を探り出す。
9.11以降アメリカが持つこととなった本土でのテロの恐怖が、全土にパニックを引き起こす。映像もストーリーもノンフィクションとフィクションが実に上手く溶け合っていた。共に時間を共有しているような臨場感、緊迫感が全編に溢れる。全編に漂うこの雰囲気は「13デイズ」とは作品の規模こそ到底及ばないが、実に似ていた。
「13デイズ」でのケネディー役の際と同様、ブルースが実際よりあえて低い、押さえた声で熱演。私個人は、本作品を単なる娯楽サスペンスというより、政治的メッセージの濃いポリティカルサスペンスと受け止めた。「犯人達の発したメッセージ」この恐怖は、単にアメリカの恐怖ではなく、今まさに世界が抱える恐怖そのもの。パッケージのチープな印象と中身は全く異なる。
とは言えやはり気になることが一つ。あんなに意図も簡単に原発へ侵入できるものなのだろうか?
あの日から不思議だった。大震災、大津波、そして原発事故が起きたあの日。
原発事故の後、状況説明する記者会見が繰り返し行われた。放映されなかった部分はネットで追うこともできた。
会見で集中砲火を浴び、白髪が増して憔悴していく東電の社員は、単なる社員だった。
情報を伝達するのが役目で、決定権が一切ないのが明らかな人たちだった。
次々と原子炉の建屋が爆発して、周辺地域が今後どうなるかまったく見通しがたたなくて、放射能汚染に日本中がおびえていたのに、説明していたのは、単なる社員だった。福島県に最初に行った経営幹部は、社長でも会長でもなかった。
社長はどこ行ったの?
決定権がなく情報を伝達しかできない単なる社員を、日本中の非難の目にさらして、頭も心もおかしくなりそうな最前線の修羅場の矢面に立たせて、社長はどうして出てこない?
本来なら、袋叩きにあうのは社長のはずだ。会社の顔だから、そのためにいるはずだ。「私は寝てないんだ!」で有名になった社長も、記者会見の場に出てきた上で、その発言をした。震災直後に信じられないシステムトラブルを起こしたみずほ銀行も、記者会見で頭取が状況を説明して謝罪した。当然だ。
天皇陛下は国民にビデオメッセージを送った。国の象徴として。
で、東電の社長はどこ行ったの? 紙切れ一枚のコメントを発表しただけ。
被災者や、電力利用者への説明責任はどうしたの?
それ以前に、東電って上場会社じゃなかった? 社債も公募してなかった? 東電に投資していたのは、直接、東電株や社債を持つ投資家だけじゃない。あの当時、株価指数や債券価格指数にも採用されていたから、ETFやインデックス投信や日本株・日本債券投信を通して、それはもう大勢の個人のお金が間接的に東電に投資されていた。
マーケットから広く資金調達をしているなら、投資家や債権者への説明責任があるはずだ。投資家や債権者の資金を預かって事業を行うのが経営者で、その代表が社長だ。
東電の株価が「半減期8日」で急落する中、社長は、なぜ出てこないの?
不思議で仕方がなかった。
この本を読んで、不思議は解消しなかった。やっぱり不思議な会社だと、理解できない思いが膨らんだ。
社長は入院中、一億円の住宅ローンをネットで完済したそうだ。そんなお金がよくあったな〜と思ったら、その謎はすぐとけた。
事故の後「役員報酬を半減する」と申し出たが、役員報酬がいくらか官邸から再三問い詰められるまで言わなかったそうだ。本によれば7300万円。それだけもらっていれば一億のローンも完済できるだろう。半減しても3650万円だ。その後すぐ、半減でなくゼロにした。半減を申し出た役員報酬を「個人情報だから言わない」って、あの状況で。
そして、そもそも電力会社の「総括原価法」による会計処理では、なんと株主への配当が原価に含まれて計上されて電力料金の計算根拠になっているそうだ。配当って、儲けから色々な費用を差し引いて最後に残った利益(基本的には株主のお金)を、株主の同意を得て処分するもので、そもそも原価とか費用にしちゃいけないんじゃなかったっけ?
筆者は「メルトダウン」という
タイトルは原発の炉心だけを指した言葉ではないと、あとがきに書いている。東電と経産省そのものがメルトダウンしていたのだと。
あの事故の後、賠償をめぐる様々なニュースをみて「電力会社は民間企業の立場と公益インフラ事業者の立場を都合よく使い分けている」と、色々な場面で感じた。
つきつめれば、そんなことができるのは、独占企業だからだ。
原子炉も企業も監督官庁も「メルトダウン」してもなお、電力供給をその会社に頼らざるを得ないのは、独占企業だからだ。
原発を独占企業が動かしているから、こんな不思議なことになったのではないか?
ち密な取材、ところどころで噴出しているけど全体的には感情を押さえた文章で、読み手のモヤモヤや「?」や驚きが自然にわいてくる一冊。
確かに、これは「読み始めたら止まらない」(と帯に書いてある)、そして「会社って何?官庁って何? インフラって何?」と、根本を考えさせられる一冊だ。
18歳になっていない人、妊娠の可能性のある人、妊娠中、授乳中の女性は使えません。
また、自分の家族に、心臓疾患、甲状腺疾患、糖尿病、緑内障などがいる方、現在なんらかの
病気で通院中の方は、医師に相談してください。使用中に息があがる、イライラが出るなどの症状のでた人
は、すぐに医師、
薬剤師に相談してください。これは薬ではなく、あくまでもサプリメントです。
体重が健康的な
体重よりも約5.6kg以上太っている人も使えません。
食事はできれば、一日4~5回に、少量に分けて食べ、肉類・サーモンなどを50%、油はオリーブオイル
やアボカドなど、健康的で良質の油を25%使うようにし、フィッシュオイルのサプリを併用し、
残りの25%は野菜、ごはん・芋類にしてください。スナックが食べたくなったら、ピーナツ、アーモンド、
クルミなどのナッツ類に変えて摂ってください。
ジョギングウオーキングなどのエクササイズは一日一時間以上、週に4~5日行ってください。
何もしないで痩せるわけではありません。
カフェインがアメリカでのコーヒー4~5杯分入っているので、コーヒー、カフェインいりコーラ、
カフェイン入りお茶、などは摂らないでください。(緑茶にもカフェインは含まれています。)
果汁入りジュースなど、果糖、砂糖類は摂らないでください。スクラロースのみ大丈夫です。
夜7時以後は、でんぷん質いっぱいのごはん、麺類などはとらないでください。
最初は1カプセルで様子をみながら、徐々に慣らして、最高の場合でも3カプセルまで
しか飲まないでください。
という、自己管理がとても必要になるサプリメントです。
わたしは、内科医に相談をし、血液検査をし、心電図もとってもらいました。
フィッシュオイルのジェルカプセルを摂り、
油はグレープシードオイルのみにして、野菜をたくさんとっています。
飲み物は、水と、カフェインの入っていないお茶のみ、そして、有機ハーブ茶のみに切り替えました。
また、血圧計が自宅にあるので、朝/晩に血圧と脈拍を記録しています。
以上を実践できる方が、購入されると良いと思います。
確かに、カフェインいっぱい入ってますから、飲んでしばらくするとスッキリしてきますが、
気持ちいいからといって、長期にわたって使用できません。リミットはきっかり8週間だけです。
絶対にそれを超えて使わないでください。
と、長々と書きましたが、今のところ、特に異常はありません。
気を付けて使いたいと思いつつ、使っています。
これで、病気が治癒するものではないので、ハッキリ自覚して使っていきたいと
思っています。