全収録3時間強、3枚組のCD。
オリジナル曲ではありません。
映画のサントラのように劇的な演奏ではありませんが、気持ち良く聴けます。
BGMとしてはとてもいいと思います。
演奏は
City of Prague Philharmonic Orchestra /Royal Scottish National Orchestra /Philharmonia Orchestra /Royal Liverpool Philharmonic Orchestra
収録曲
ディスク 1
1 スターウォーズ -スター・ウォーズのテーマ
2 バック・トゥ・ザ・フューチャー -メイン・テーマ
3 レイダース / 失われたアーク -レイダース・マーチ
4 スー
パーマンのテーマ
5 E.t. - フライング・テーマ
6 パイレーツ・オブ・カリビアン -メイン・テーマ
7 ハリー・ポッターと賢者の石 -ハリーの不思議な世界
8 ロード・オブ・ザ・リング -メイン・テーマ
9 スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃 -アクロス・ザ・スターズ(「クローンの攻撃」愛のテーマ)
10 バットマン -メイン・テーマ
11 アポロ13 -打ち上げ
12 グラディエーター -組曲
13 グリーン・デスティニー -永遠の誓い
14 ルパン 序曲
ディスク 2
1 ゴースト
ニューヨークの幻 -メイン・テーマ
2 ピアノ・レッスン -楽しみを希う心
3 ラブ・アクチュ
アリー -グラスゴーから愛のテーマ
4 恋におちた
シェイクスピア -組曲
5 イングリッシュ・ペイシェント -メイン・テーマ
6 ラヴェンダーの咲く庭で
7 真珠の耳飾りの少女 -グリートのテーマ
8 ネバーランド -夢の初日
9 オリバー・ツイスト -ニューゲート監獄
10 ステップフォード・ワイフ -メイン・テーマ
11 ステージ・ビューティ -メイン・テーマ
12 愛と哀しみの果て -メイン・テーマ
13 ロミオ & ジュリエット -バルコニー・シーン
ディスク 3
1 風と共に去りぬ -タラのテーマ
2 荒野の七人 -メイン・テーマ
3 ドクトル・ジバゴ -ラーラのテーマ
4 大いなる西部 -メイン・テーマ
5 アラビアのロレンス -序曲
6 ミッション -ガブリエルのオーボエ
7 プラトーン -弦楽のためのアダージョ
8 シンドラーのリスト -シンドラーのリストのテーマ
9 プライベート・ライアン -戦没者への賛歌
10 ダンス・ウィズ・ウルブズ -ジョン・ダンバーのテーマ
11 刑事ジョン・ブック / 目撃者 -納屋の建設
12 戦雲に散る曲 -ワルソー・コンチェルト
映画があまりにおもしろかったため、話されている台詞を書き写そうにもなかなか出来なくて、悔しい思いをしているときにこの本に出会いました。やっぱり台詞がわかれば映画はもっとおもしろくなると思います。
1593年の
ロンドンでは、テムズ河南岸のローズ座と対岸のカーテン座が人気を競っている。ローズ座の支配人ヘンズローは借金取りに追われており、劇の新作が頼りという有り様。ところがローズ座の劇作家、ウィリアムはスランプ状態に陥っており、筆が全く進まない。ある日、ウィリアムは女王が観覧する芝居に居合わせた美しい貴婦人、ヴァイオラに心を奪われてしまう。ところが、ヴァイオラは女王陛下公認のウェセックス卿という婚約者がある身だった。・・・
グウィネス・パルトロウの魅力、満載!男装のグウィネスは、ほっそりした少年といった風情で、中性的な魅力を感じさせます。貴婦人ヴァイオラはとにかく美しい!の一言に尽きます。この作品でグウィネスのファンになった方も多いのではないでしょ!う!!か。
ロミオとジュリエットを、
シェイクスピア自身の恋に置き換えるという設定が斬新!これがただのラブストーリーで終らず、情熱的な恋をしたことで
シェイクスピアがどんどんやる気になって、作品を紡ぎ出していく、というのがスゴイ。恋は人を変えるんですね。2人の会話がそのままロミオとジュリエットの台詞として舞台から放たれるのには、ぞくぞくします。確かに、あんな情熱的な台詞、本当にあんな経験をした人にしか書けないのかもしれませんね。
オスカーで多数の賞を獲得した豪華絢爛のラブストーリーですが、
シェイクスピア・ファンはもっと楽しめます!この作品を観た後は、
紅茶を片手に
シェイクスピアを読んでみましょうか。
有名な『ロミオとジュリエット』に元ネタがあって、それが
シェイクスピアの実体験だとしたら…? というワン・アイディアから16世紀
ロンドンの文豪
シェイクスピアや彼を取り巻く演劇界の状況を活写する。現実には『ロミオとジュリエット』には下敷きとなる作品があったわけだけれど、この作品の
シェイクスピアとヴァイオラがあまりに生き生きとしていて、史実に基づいた映画を観ているかのよう。
観終わった後、少し何かを得たような気持ちになれる傑作です!