大好きな星の王子様を、いつでもよめるのでとても嬉しい。でも、サン=テグジュペリの挿絵が小さいのが残念。

　2002年の本ですが、現実は今も同じ（より二極化しているかな）。男は自分の自信を無くし
（特に稼ぎ力）女は自立できているので伴侶を必要としていない。
必要とする人は専業主婦という特権（これを世の女性は実感していない）。
そして共通なのが自分の時間が無くなるのは嫌、と。

　この本に限らず、結婚（婚活）ルポ物に登場する人は男女問わず極端な気がします。

　男性は一言で言えばコミュニケーション能力が欠落（不足とかいうレベルでは無い）。
ただ、例で挙げられていた、男が酒を飲まないからデート相手の女性に勧めないことをNGという
女性は、こちらからお断りしたいが…（そんなことで目くじらを立てるようだったら、他人が
一つ屋根の下で暮らす様になる結婚は無理）。

　女性は、自立出来ている故なのだろうが、皆キャリアウーマン。それも役職者とか専門職ばかり。
それらじゃないと（一般職の給与では）自立できない、ということなのでしょうか？
結婚しない女性の皆が皆それ（含む指向）では無いと思うのです（専業主婦幻想が良い例）。

まあ、稼ぐ力と自由な時間を放棄してまで、結婚に彼女達を至らせる、というのは、本書でも述べ
られている通り難しいでしょう。制度という面でも、彼女たちの生き方（個を大切に。好きなこと
をしようよ、という雰囲気の中で生きてきたのだ）

　共に極端だから出来ない人と、出来るけど選ばない人に分かれるのでしょうが…

　女性の一般職でも家を出て自活している人はいます。それでシングルの人もね。そういう普通の人
（男は多少なりとも普通の人が出てくるのだが…）が、結婚しない自由を選んでいるのか、それとも
出来ないのか…に迫って欲しいと思うのです。

　まあ、男と女、双方の認識・願望等のずれ具合を確認するには手頃な一冊かと。
ゆっくり読んでも、2時間あれば読めますので…

簡単操作で初心者から上級者まで楽しめる2Dスクロールアクションの傑作、星のカービィ。
久々の完全新作がWiiで登場。

物語はカービィ達の住む星、ポップスターへ宇宙船が墜落してくる所から始まります。
墜落した宇宙船の持ち主、マホロアの為にカービィ達は各地へ散らばってしまった宇宙船のパーツを集めに向かいます。

大きな特徴としては据え置き機で初めての、最大4人までのマルチプレイが可能になりました。
2人目以降のプレイヤーは色違いのカービィか、デデデ大王、メタナイト、ワドルディから操作キャラを好きに選べます。
またいつでも参加、離脱が可能なので気軽にマルチプレイが楽しめます。

カービィのコピー能力は20種類以上あって、色んな能力を使い分けながら攻略するのは本当に楽しいです。
今回は時間制限がありつつも超強力な性能を持つスーパー能力もあり爽快感も抜群です。

平均的な難易度自体は低めで、序盤は元々のテンポの良さもありサクサク進みます。
さすがにラスト付近になると難易度が高くなりますが、力押しでも充分クリア出来ると思うので、色々な能力を試しながらプレイしてみて下さい。

クリア時間は7時間程度ですが、テンポが余りに良い為であり、決してボリューム不足という事ではありません。
クリア後は腕に自信のあるプレイヤー向けのモードが続々と開放されたり、物語の途中でプレイ可能になるリモコンの機能を活かしたミニゲームなどもあるので長く楽しめると思います。

特定の能力を使ってステージを攻略するチャレンジステージと呼ばれるものがありますが緻密に計算された素晴らしい出来です。
カービィシリーズはゲームが下手な人でも楽しめるのが特徴なのですが、このモードだけは上手ければ上手いほど爽快感が増す構成になっています。
「カービィが簡単」と思っている方には是非最高ランクのプラチナメダルを目指してプレイして欲しいです。

ゲーム初心者から上級者まで幅広くおすすめできる、数少ない傑作を是非体験してみてください。
シングルプレイでもマルチプレイでも楽しめると思います。