中途半端な評価でごめんなさい。
この映画は星0か10か(ないけど)、両極端で評価すべき映画です。とにかくつっこみどころ満載、ストーリーはあってなきがごとし、時代考証ゼロ、というより時代考証という言葉が愚かに見えてくるほどいいかげんで(行き倒れしかけているときに一人で首長竜を絞め殺すとか)、またその場その場の思いつきで話が進展します。見ていて飽きません。口があんぐり開きっぱなしで。
ジュラシックパーク並の
恐竜のCGIを期待してはいけません。
恐竜はクレイアニメですから。
そうそう、話のあらすじは「400万年前に
恐竜と人類が共存していた時代があった。女を巨大神の生贄に捧げる謎の部族に自分たちの部落が襲撃された3人の原始人の若者がその救出に!向かう話」って感じでしょうか。
私は好きです、こういう映画。なぜかというと筋肉むちむち汗でつやつやのマッチョ青年(金の長髪)やら悩殺ポーズで水浴びをする半裸の女性(ものすごくナイスな体)などが見られたから。
イラストも多く、分岐分類に基づいて順序良く説明されているのでとてもわかりやすい事典だと思います。
時代や大きさ、種類をただ網羅したような事典ではありません。
恐竜時代全体を通して見ながら、進化の過程や特徴などを他の種類と比較したり、仮説も含めたりして解説しています。
その解説がかなり独特。口語体で書かれた文章は読んでいるというより、まるで著書の講義を聴いているかのような感じです。
個人的な気持ち(驚きや疑問)などもカッコ書きされていたりと、著書の
恐竜に対する熱心さや愛が感じられてなんかほほえましい。
勢いを感じる解説は、実際にこの人の
恐竜の講義を聞いたらものすごくわくわく出来そうだな〜って思いました。
独特解説を楽しいと感じ、ちょっと極彩色でアメリカンなイラストが平気なら、
恐竜好きな人のお気に入りの一冊になると思います。
あなたがもし今聞いてる音楽に不満を感じているなら、ぜひ、ぜひぜひ、ぜひぜひぜひ、ぜひぜh、、、すいません・・・・ヒゼッヒ!・・・・いや、、本当に。一言で言うなら、これ聞かないでどうするよ・・・・みたいな作品。ぜひ、ぜひぜひ、ゲヒ!、、、、とまあこの作品はぜったいきいてください。溢れんばかりの才能がばくはつですわ。 コホン、、最後に一言。わたくし・・・
このバンド知りません
誰コイツら?!
昨年(2012)の夏頃だったか米国のある音楽サイトがDinosour Jr.のアルバムのランキング付けをやっていてこのアルバムが第一位に選ばれていて非常に驚いた。
私もこのアルバムを発表時リアルタイムで聴いたが内容や
ジャケット含めて良くも悪くも丸くなった、
恐竜も大人しくなってしまったと寂しい気持ちになったのを覚えている。
確かに収録されている曲はどの曲も耳あたり良く聴き易く、かつ類似する物がない独自性もあり飽きの来ないスルメ感もある。
まぁ普通に考えたら最高のロックだ・・・しかしインディーズ時代のDinosour Jr.にあった焦燥感、激情、憤怒、諦念、絶望感、渦巻く混沌は所々に僅かな残滓を残すのみだ。
良い作品だが「BUG」や2ndには遠く及ばない。今こうしてSHM-CDで改めて聴き直してもこの作品に対する私の印象は変わる事はない。
最後に
ジャケット写真について。この写真のクレジットが今回も無かったので調べてみた。恐らくSALLY MANNかJOCK STURGESの作品だろうと長年、勝手に思い込んでいたのだが全く別人による物だった。
JOSEPH SZABOなる写真家の1969年の作品で題名からするとこの少女の名前はプリシラちゃん。
ジャケットに収まるようにトリミングされており実際の写真には左側に数人の人物が写っている。
なかなか良い
ジャケット写真だと思うが他作品とセンスが違い過ぎていてJの趣味とは思えない。何となく
メジャーレコード会社の押し付けのような気がするが・・。