この世とラクリマ界とシャングリア界を行き来するこの世のハルカとユウ。しかし、異なる時空にもハルカとユウの分身がいる。カラスもその1人。ノエインは絶望感に満ちたシャングリア界の人物。はて、誰の分身か。アニメを見ずに文庫本だけを読むと、場面描写、時空の切り替わり、展開に十分ついていけない。
絶望の将来しかなく、ノエインの望む無の統合世界へ一直線だったはずなのに、なぜ事態の急展開が・・これも分からない。
ハルカとカラスとユウの愛と信頼の物語というのだけは分かりますが。
年末年始にアニメの連夜再放送があると知り、その前に文庫本を読みました。函館には住んだことがあり懐かしく思いました。
5月頃、まだ木々が葉を茂らせる前にの林間に春の妖精といわれる草花ス
プリング・エフェメラル(Spring ephemeral)(エンレイソウ、カタクリ、エンゾエンゴサク、ニリンソウなど)が函館山で花を咲かせます。
さて、この物語、主人公は小学六年生の女子「はるか」、夏休みに友達の男子2人女子2人とで奇怪な事件に巻き込まれます。15年先の未来からやってくる黒マントの一味に「はるか」が狙われるのです。黒マントの1人は「はるか」の守護霊となって戦います。なんといっても彼は「はるか」のボーイフレンドの15年後の姿。
親友という言葉が一寸安っぽ過ぎるところがありますが、まあいいでしょう。