前作あけるり、FA、今作と全てのオーガスト作品(G'sから出てるもの)のビジュ
アルファンブックを購入しましたが、期待を裏切らない安定感です。
CGは差分も全て載っていますし、CGリストとして1ページに纏めてるのも良いです。
ゲームをやった後などに、感慨に浸るには良いかと。
絵とかより、裏話などを聞きたい方はあまり良いとは思われないかな・・・?
純粋にグラフィックを見て楽しみたい方向け。
あと、相変わらず装丁が豪華なので値段は高いので注意です。
2006年9月に発売されて大ヒットを記録し、コンシューマ機への移植も決定した
オーガストのゲーム『夜明け前より瑠璃色な』の画集です。
月のお姫さまが地球に留学してくる、というノーブルな雰囲気のゲームに合わせて、
画集の方も、非常に豪華な装丁となっています。
描きおろしのフィーナ姫をあしらった外装箱に、ゲームのイメージカラーである
青一色に染め上げられたハードカバーの表紙、その表紙に銀で箔押しされたロゴと
月の王家の紋章、というように、他に類を見ない美しい仕上がりです。
収録イラストは、ゲーム中のCGや差分、開発途中のラフ画は当然として、
ゲームのパッケージ、雑誌に掲載されたイラスト、
店舗購入特典のテレカ、
CDの
ジャケットからコミケで販売されたグッズまで、811点のビジュアル素材を
収録しています。
他にも、イラストレーターのべっかんこうさんとシナリオライターの榊原拓さんの対談、
用語をはじめとしたゲームの設定資料、攻略、イベント配付の小冊子、
電撃姫で連載されたショートストーリーまで収録し、ファン向けの画集としては
決定版とも言える内容です。
(これだけ豪華だと、声優のインタビューが収録されていない事が不思議です)
定価が高いのが難点ですが、紙質も良く、実際に手にして、中身を見れば、
決して不満を感じる値段ではありません。
ファン向け商品としては、非常に良心的で、しっかりとした書籍になっています。
おすすめです。