大学が向ヶ丘遊園にあり,アパートが小田急読売ランド前でした。当たり前のように毎日乗っていた30年前の小田急線の車両たちがよみがえります。ごく普通に普段の足として当たり前に走っていた,2600系,5000系,5500系,つり掛けモーターの音を響かせていたパイオニアP-III台車の外付けディスクを光らせながら走っていた旧4000系。そのマスクに未来を感じた9000系ももはやなく・・・。大学4年生の時にデビューしたての新車でぴかぴかだった8000系も,もう30年近く頑張っている最古参の車両になってしまいました。いもむし電車と言われた3000系「さがみ」に町田から
新宿までわざわざ乗ってみたり・・・。サークル活動でお世話になった「五月台」駅までは,多摩線に名車2200系やHE2400系がまだまだ健在でした。我が青春の小田急がこの本にあります。きれいな写真がいつでも私を当時にタイムスリップさせてくれます。