現代の重機のようなカラーリングは、ありそうでなかった表現ですが、とても斬新でザクIという機体にはとても合っていると思います。
可動は肘・膝が90度以上、股関節は110度可能。可動性能は以前発売のサンダー
ボルト版ザクIIよりもよくなっていると思ます。(特に膝立ちがやりやすい)
頭部モノアイ、右肩のフックも可動式。
平手も付いています。
あちこちに動力パイプがあり、角や棘のあるザクIIもカッコイイのですが、そういった外付け装備を極力排したザクIという機体は、また違った魅力に溢れているなあと再認識させてくれる商品だと思います。
好きな色で塗装しても楽しいモデルに仕上がっていると思いますので、迷っている方には自信をもっておススメします。
中・接近戦用のガルスJとの連携を前提にアクシズのネオジオンで開発され、
ユニコーン7話でもシュツルム・ガルスとの連携が描写された支援量産機。
部分的にポリキャップレスですが保持力は良好で各関節はかなり固め。
各部ミサイルは前腕のものを除きパーツ分けされており塗装派にも優しい仕様。
肩のミサイルは背部ブースターと繋がっているのでZZやUC7話に登場した
「ブースターなしで右肩ミサイルだけ装備」は不可能。
モノアイは可動せず。黒いシールの上にピンクの○シールを貼る形式。広い場所に
貼れる反面フェイス部の枠と干渉しがちなので軽く貼って微調整をしましょう。
□付属武装等
・ビームマシンガン。ギラ・ドーガのものの流用と言う設定でデザイン同じ。
・ビームサーベル×1。サーベル刃クリアエフェクトパーツは「サーベル5」。
ヤクトドーガと同じものですね。長短2種のクリアイエローとなっています。
設定上足に
収納されますが、不可。設定とは違いますがシールド裏に
収納可能。
・シールド。こちらもギラ・ドーガのものの流用という設定で裏側にはシュツルム
ファウストを付けられそうなパーツあり。ここにサーベルを
収納できます。
・各部ミサイル。胸部ハッチは差し替えで、脚部は差し替えなしで展開!
・大型ブースターユニット。ミサイル基部が可動し単独飛行形態から合体状態へ。
かなり大型で合体時の全高はクシャトリヤに匹敵します。アクションベース用の穴あり。
○ハンドパーツは左右サーベル持ち/右ライフル持ち手。平手はなし。
▼気になった点
・肘の固さに対し肩がやや外れやすいため、押さえながらでも肘をいじると
肩のほうが先に外れてしまう。腕自体外していじったほうが吉。
・シールド
ジョイントパーツが肘関節と干渉する。
ジョイントパーツは手首に近い側
にも取り付けられるので可動範囲を重視するならそっちにつけたほうが吉。
☆総評
全てでないとは言えミサイル部や腰部拡散ビーム砲の砲口が別パーツ、全てのミサイル
ハッチが展開、大型ブースターユニットが巨大で合体させるとクシャトリヤに匹敵する
全高になります。ブースターとの
接合部も固め。デザイン上腰がほぼ回らず、足裏に
盛大に肉抜きがありますが特にアクションをする機体でもなく目だちにくいのでそう
問題ではなく減点はなし、☆5です!
余談:大型ブースター内側ミサイルポッド側面と左右のミサイルポッド上面に謎の
凹部があります。追加装備か何かが付きそうですが…