このサウンドトラックは、ゲームにも通じる「記憶」がテーマとなっているようです。全体にわたって生活音のサン
プリングやクラシック(「memories 記憶の箱」にいたっては楽曲そのままですがサントラの流れで聴くと、見事に退廃した雰囲気にはまっています)、民謡を織り交ぜた、「誰か」の記憶を垣間見るようなノイズがかった音楽で溢れています。残念ながらこのゲームのプレイ経験はないのですが、それでもこのゲームの混沌とした世界観に生きる主人公が、聴いている自分に重なるような気持ちになります。そしてそんな世界観を、まるで聴き手にも語りかけるようにしっとりと締めくくったエンディングテーマ曲「Yes I'm Lonely」は、まさしく名曲といえるでしょう。
ゲームをプレイした人はもちろんですが、並みのゲーム音楽に満足出来なくなった人にも聴いてもらいたい、価値ある一枚だと思います。
そのくらい嵌れるゲーム。
オンラインの対戦も熱いが、
シリアスで重苦しいストーリーを楽しめるオフラインも
また一層楽しい。
スキルと呼ばれるTCGで言うカードの役割を持つ要素も
アーセナルと呼ばれるデッキ構築も、
あれこれ考えながら楽しく遊べる。
また、自分の考えた順番でスキルを展開でき、
相手を倒せたときの爽快感は、ただのアクションにはない
奥深さを感じさせる。
思い思いのアーセナルで、あなただけのコンボを作ることもできる。
タイトル通り、久しぶりに徹夜したゲームです。