亀治郎さんとブルーマン、見事にマッチしてました!かっこよかったです。亀治郎さんのファンの方もブルーマンもファンの方もどちらも楽しめると思います。
2012年6月、「亀ちゃん」の名で親しまれた市川亀治郎が、四代目市川猿之助になりました。 この本は襲名を祝して、これまでファンだった人と、これからファンになる人のために、 彼の足跡や人となりを掲載した一冊です(これからのファンに比重を置いているかな。でも、ファンだった人もきっと、ほしい1冊!)。
まず、写真の掲載が多数で、色使い、レイアウトがポップ。表紙の表情も忘れられないインパクトなものが選ばれています。 随所に前例にとらわれない彼らしい姿勢が表れていそう。 年表、100のQ&A、歌舞伎の知識、身近な人々との対談のほか、ファンクラブの会員しか知らなかった会報誌からの極秘情報?の転載も多数。 表紙の印象の通り、寝転びながらでも楽しくページをめくれる一冊です。
こんな本を出版してしまうと、随分ふざけた人物に映るかもしれませんが、 実に彼は常日頃、真面目に歌舞伎のこと、歌舞伎の未来を考えていて、真摯に歌舞伎と向き合っています(と思います)。 だから、多分、歌舞伎に興味を持ってもらうにはどうすればいいのか、考えに考えあぐねて、出版した一冊に違いありません。
歌舞伎にすこーし興味がある人、ワイドショーで襲名云々って騒がれていたがアレって何だったの? クイズ番組でしか知らないけれど亀治郎ってどんな人? そして、猿之助になると何か変わるの? わずかなきっかけでも、この本に興味を抱いたあなた! ぜひ、出版1週間で「アマゾントップセラー」に上がった話題の一冊を手に取ってみてください。
みんな弾けていてすばらしい。 歌舞伎の真髄を見事に見せてくれました。 三谷幸喜さん 舞台を忘れないでね。
独自の世界観を持つ才能豊かな亀治郎ワールドが満喫できました。彼の朗読、その個性的な声色と共にとても魅力的です。
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