コミュ - 黒い竜と優しい王国 -
かなり時間がかかりましたが一応全ルートクリアのフルコンプできたので今さらながらに感想を。
パっと見でもわかる単純な純愛やら萌えのストーリーじゃなくて戦闘あり流血ありの一癖ある内容なのでそういった方面のほうが好きな人が買われると思いますが、その手の有名所のTYPE-MOONやニトロプラスの作品に比べれば戦闘シーンの迫力やクオリティは一歩劣りますがそれでも十分名作と言って良い出来だったと思います。
この作品を終えて一番印象に残ったのが「それでも」っていう言葉でしょうか。
作中でも何度も何度も使われる言葉で、現実でも何気なく使う言葉だけどこの作品では本当に強い想いが込められていて印象に残りました。
世界は全然優しくなくて、あるのは疑心や裏切りばかり。
奇跡なんか起きなくて助けたくても手が届かなくて想いどうりに行く事なんか殆どなくて・・「それでも」。
否定と不屈の言葉がこんなにも心に響いて強いものなのだとこの作品を通して初めて感じました。
友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書)
広い意味でのいわゆる若者文化論の著作。2008年に発表されたという。
読んでいくと、論の進み方で「それはホントはどうなのか?」と首をかしげるところがあった。
しかし話の中身については、頷けるところが多々あった。数年前までいわゆる若者と一緒にある活動をしていたが、うそくさいやさしさが嫌だといっている割に、彼らのコミュニケーションのさまを見ていると明らかにうそくさく優しい交わりをしていて、その友人たちもうわべでいい事をいう蔭でいろいろやらかしているのを見て、彼らはどうなってるのかと不思議に思っていたので、ここでの議論を読むと理解できそうな気がしてきた。彼らが言葉への不信を端的に露にしていたのも覚えているが、ここでの議論をなぞっていくと、言葉というのは強烈に社会的なもので、「自分の言葉」という言い方が形容矛盾であることを改めて思い出したし、「自分の言葉」幻想がさまざまなツールを招来したようにも思う。
全体を読み終わってみて語られているありようがあまりにも図式的なのには、若者の多くの考え方が図式的なのか、若者の鏡である中高年の考え方が図式的なのか、筆者の議論が単に図式的なのか、社会学自体が単に図式的なのか、判断に迷うところがある。
愛すべき未来へ
年明けに、初回の反響を気にしながら、ゆっくり聴くつもりで買いました。素直に良曲ばかりでキレイです。だから、CDのみの、この商品がGoodだと思います。色々書かれていますが、もっとパンチが欲しいと私も思ったので、次回はホントに頑張って!!と期待します。
優しい時間 DVD-BOX
テレビで放映されていた時欠かさずに見ていました。
同じテレビ局でも上質な作品というのはこんなにも違うのかと思いました。
ストーリーは
交通事故で主人公は妻を亡くします。
しかもその事故を引き起こしたのは自分の息子で、主人公は息子を許すことができず、何もかも捨てて妻の故郷の富良野で喫茶店「森の時計」を開いています。
しかし主人公は自分の住んでいる土地の近くに息子が住んでいることを知らない・・・。
毎週喫茶店で起きる出来事や息子の存在に気づきだんだんと、近づいていく距離など本当にタイトルじゃないですけど「優しい時間」を楽しんでください。
私はいつもこのドラマを見る時は、一日の仕事を全て終わらせてからお風呂も入り、後は寝るだけといった状態で見ていました。
本当に時間の流れが違うんです。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら見てください。
僕のやさしいお兄さん 2 (花音コミックス)
助かります、人物相関図。
あるかないかでは大違い。
ますます混沌の様相を呈してきた家族関係が少し…はすっきりしたかも。
3巻が楽しみです。
曾祖父と祖父が旅にでている真の理由もきになるところ。
巻末おまけマンガのちび聖くんもかわいい。