ラブレター~瀬尾公治短編集~ (少年マガジンコミックス)
この短編集には、3作の短編集になっております。
1.ラブレター 前編・後編
日本が世界を相手に戦争をしていた頃【実話】2人の男女の文通からが物語の始まりになります。物語が進むにつれ戦況が悪化していく日本・・・ 愛すべき人(彼女)を守りたいが為に、航空隊に志願した彼・・・ そして、彼も『還らざる任務』につく事に・・・
2.HALF&HALF
不運の事故で死んでしまった男女の『儚くも切ない7日間』の物語・・・
死んでしまった二人は、どちらか一人しか生きられないと言う選択を、7日間で決めなくてはならない。それまでの間、体の全てを共有し、最後には・・・
3.梓颯
憧れの先輩へのラブレターのはずが、ひょんな事から同姓の後輩へ手紙が渡った事から、深く後悔していく男について書かれています。
この短編集を読み、人との付き合い方について深く考えさせられ、心洗われました。
とても素晴らしい内容なので、是非、おススメしたい作品です。
Princess Lucia 3 (BLADE COMICS)
週刊少年マガジンにおいて「君のいる町」を連載中の瀬尾氏が手掛ける隔月刊誌のラブコメの第3集。
本編が隔月刊なためにインターバルは非常に長いのだが、連載が終了した「ラブプラス〜Rinko days〜」
そして「君のいる町」とともに瀬尾氏のネームバリューと併せて連動してきたと言える。
同じラブコメと銘打っている同氏の“君町”とは違って、プリンセス・ルシアは連載当初からの
コンセプトを不変不褪で続いている。
すなわち、プリンセス・ルシアの場合はヒロインが主人公と“子作り”をするという目的を持って現れて
いることから、端からお色気・サービスシーンを主体とした内容であって、ストーリーよりも、ビジュアル
重視と割り切っているからである。
私も当初は長谷見沙貴・矢吹健太朗両氏の「To Loveる」、プリンセス・ルシアの連載開始期に流行していた
「ご愁傷さま二ノ宮くん」のエピゴーネンという評価を下していたのだが、瀬尾氏の本流である「君のいる町」が
ストーリー性から、色気サービスカット偏重に斜陽化してゆく中で、そうした基本コンセプトを維持し続けている
形の当該作が非常に良作に思えてくると言うのも、実に皮肉なものである。
涼風 6 [DVD]
涼風の大和に対する気持ちがはっきりと出る話だったと思います。
これを観て思うのが男女問わず共感できるところだとおもいます。
大和の彼氏としてどうすればいいとか。萌果の気持ちとか
もちろん涼風の気持ちにもです。ですから是非手に取りみてみてはどうでしょうか?