銀盤カレイドスコープ2 [DVD]
つくづくトリノ五輪までに出して欲しかったDVDの2巻目です。1巻同様に2巻もかなりの修正が加えられています。特にスケートシーンはテレビ放映時の物比べてかなりの修正が入っておりこれなら充分に観賞に堪えうる作品に仕上がっています。また、タズサの表情にも修正が入っています。スケートの躍動感、ジャンプのタイミングなどかなり良い感じになっています。このかんでは脚本が横手美智子なので画と脚本がマッチしていて良い内容になっています。脚本が良くても作画が悪いとダメですからね。改めて観てももう少し早く出しておけばと言う感じで残念です。まあ、改めてみてスケートは面白いものです。
銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
シリーズ1作目、そして最高峰だと思う。
イラストも素晴らしく、スケートシーンをちゃんとイメージさせ
てくれる。文章読みやすく、主人公のタズサのひねくれ方も面白い。
現在とは採点方法が違うとこがちょっと前の作品だなぁって思わ
せるがそんなことは些細なこと。ラノベ読む人なら誰でもこの面白
さわかると思う。読まない人もこれは面白いと思うんじゃないでし
ょうか。
スケート見る人、やる人にもお薦め。
銀盤カレイドスコープ1 (完全限定生産) [DVD]
2005年の10月〜12月に放送していたアニメ、
原作は第二回スーパーダッシュ文庫小説新人賞(大賞)受賞作品。
あらずじは16歳の女子フィギュアスケーター、桜野タズサは才能はあるが愛想がなく
マスコミに嫌われていた、ひょうなことからカナダ人幽霊ピート・パンプスに
100日経つまで憑依され彼に支えられつつトリノオリンピックを目指す。
アニメは原作の1,2巻までの話でタズサがピートと出会い、トリノオリンピックに出場し
ピートとの別れまで描かれています。
フィギュアスケートという今までにないジャンルのアニメで、
ストーリーもおもしろいです。
DVD版は作画修正されているので安心して観れます。
銀盤カレイドスコープ vol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
前巻に続いて読破。やはり登場人物の動きがしっかりイメージできてご満悦。
内容については、ネタばれになるのであまり書けないのだが...
フィギアスケートのオリンピック選手を目指すヒロインたずさと、それを精神的にサポートする憑依霊ピートを中心に物語りは進行していく。前半のドタバタから、物語が進展するにつれて、登場人物達の心理描写や人間関係へと、楽しむポイントが推移していく点も惹きつけられる理由の一つといえよう。ヒロインの性格や言動に関しても、親近感といえばよいだろうか、架空のヒロインであることを感じさせない振る舞いが好印象を与える。動きだけでなく、心情までもリアルにトレースできる点が、この作品の質を高めているのかもしれない。ラストも、ありがちな安易なハッピーエンドにはせず、切なさを残す締め方をしていることも、心地よい読後感を与える理由の一つであろう。しばし時を挟んでから、また読み直したい。そんな作品である。
著者の今後の作品にも注目していきたい。
The Kaleidoscope
「Father's Eye」の後、1分ぐらい無音があり、それにギター・リフが続きます。これって意図的なものなのでしょうか。それとも私の買ったCDがヘンなのか。「Father's Eye」がしみじみと聴かせてくれるので、毎回不思議に思います。