イース&イースIIエターナル
もともとイース1と2は古代祐三氏が音楽の作曲を担当した作品です。
古代氏の音楽はズンダダ、ズンダダとテンポが良いのが特徴です。
このCDはというと、過去のイース音楽のリメイクに比べて原曲の音をより踏襲していると思います。
まったくイースの音楽を知らない人が初めてこの音楽を聴けば、電子音が強いと感じるかもしれません。
実際、現在のゲーム音楽はふんだんにオーケストラ調が取り入れられていますのでこのCDはダメという方も少なくないと思います。
しかし、かつてのイースの音楽を思い出させるという意味では、このCDのアレンジは秀逸だと思います。
☆を一つ減らしたのは、上記のようにオーケストラ調の音楽が入っていると勘違いをされないことへの配慮です。
個人的にはイース音楽の中ではかなり良いアレンジだと思いますので、興味がある方はぜひ一度聴いてみてください。
イース I & II Chronicles
イース7からはまった者ですが、 1&2のリメイクがあると聞いたので即購入。 音楽が凄かったです。特に 1のラスボスと 2のオープニングでは鳥肌が立ちました。 内容を言うと、7とは違う体当たり攻撃で敵を倒していきます。 1をnormalでプレイしましたが特に突っかかる点はなかったのですが、中盤付近でレベルMAXになって少し戸惑いました。 最後のボスはnormalで勝てませんでした…ちとトラウマになりそうでしたが、easyから再開しています。 続いて 2は、主人公の冒険家アドルが 1から続く物語なのですが、 2にはなかった要素・魔法が使えます。遠距離からファイヤーを連発して接近したり、時間を止めて敵を倒したり、中には魔物の姿に変わって敵から情報を聞き出したりしてとても面白いです。 特に魔物にかわる魔法は村の人々との会話も変わって新鮮でした。 ボス戦では 1を上回るボリュームのボスが出てきて倒しがいがあります。 前述に記載した通り、音楽も素晴らしいです。ただ、エンディングの歌は好みが分かれると思います。 イースの始まりを体感したい人はやってみましょう! また、サウンドトラックを買って聴くのもいいと思います。
EAS SYNDROME FILES [DVD]
このDVDはライブにまだ行けないので、買いましたとっても気に入ってる。でもインデーズの頃知らないからmemoresinwiteの歌一部わかんない誰かCD持ってない?
Ys SEVEN
作品が大量生産消費される世の中で、
ただ人の心に残る良いものを創りユーザーに届けたい…
そんなファルコムスタッフの想いが伝わってくるCD。
何度でも繰り返し聴いてあげたい。
ブックレットは薄いけどCDにプリントされたキャラは可愛らしい。
実体がないデジタル社会だから現物があるということと、こういうさりげない気配りがちょっぴり嬉しかったりする。
そしてやっぱり音楽は最終的に技術や資本力だけでなくハートで紡ぐものと実感させてくれる。
是非貴方の大切なコレクションに加えてあげてください。
イース3 (アサヒコミックス ファンタジーシリーズ)
まだパソコンの背景が真っ暗で光のちらつく点が浮いていた時代、そのゲームに少年時代だったオレは出会った。それがイース。これまでにない高レベルの映像と音楽とストーリーで魅せるゲーム。革命だった。ゲームなるものに対する認識は完全に変革された。それから、「イース」を標榜する小説や漫画が出版されるも、自分的にはイマイチ。オレは確信した。イースはゲームである。他はイースを標榜するに値せず(イースIIのOVAはなかなか健闘していたが)。時は流れ、すこぶる出来の良いイースWindows版が出たとき、その確信は確固たるものになった。
しかーし、この漫画に出会ってその認識を改めるに至った。面白い、素晴らしい、レベル高し。想った、イースは漫画でも良いかも知れぬ、と。人物設定はオリジナル要素が強いが、イースの世界を正しく消化した上での再構成と納得出来る。エキストラに至るまでの人間の描き方が丁寧で良い。かなり特異な出生の少年に対し、育ての親父が注ぎ続けた深い愛情、泣ける。父祖の罪を背負わされた一家の顛末は、不条理の極み、痛み満載である。人の優しさも残虐さも気高さも卑劣さも、人間の全てがここにある。
スプラッタはあるが、某有名映画監督作長編漫画「風XXのナXXカ」辺りに耐えられるなら、まあ、大丈夫であろう。第一、殺戮無しで済むような物語ではない。そもそもオコチャマに見せられるヤワな話ではないのだ。
これだけの質を保ち続けるのは作者にゃ辛いであろうが、読者としては期待せずにはいられない。とにかく、かくも素晴らしきイース新物語が無事にエンディングまで到達するのを祈る今日この頃である。