NARUTO -ナルト- ナルティメットヒーロー
ファンなら感動の奥義シーンに豊富なやり込みなど、キャラゲーとしては十分な出来なんだろうけど、格ゲーとしての出来はイマイチです。
まず第一に使用できるキャラが、隠しも含めて12人と少なすぎです。
しかもキャラごとの差別化があまりされてないので、誰を使っても殆んど同じに感じられてしまいます。
高速移動からの空中技で上に吹っ飛ばして追い討ち、もしくは下への叩きつけ。
相手が起き上がったら高速移動・・・繰り返し、相手の体力が半分切ったら、奥義をあてて終了。
慣れた人のプレイはみんな上記のような感じになってしまい(自分も)、
難易度を「むずかしい」にしてもCPU相手に10カウントもたたない内に勝利。
たまに友達とやると盛り上がるけど、持続性はナシ。
それと、やり込みにも度がありすぎです。気が遠くなるほどフリー対戦をしなければなりません。
残念ながら、自分はそこまで時間的にも精神的にも余裕がある人間ではないので、やり込みは放置しています。
隠しエンディングによると続作があるみたいなので、期待したいですね。
幕末志士伝赤報隊〈下〉 (ハルキ文庫)
本当に久しぶり、いい本に出会えました。
巷では『新撰組ブーム』で、私もかなりのファンですが、新しい時代は本当に色々な人達、『勝ち組』として生きて新時代を迎えた人たちでなく、『志なかば』にして新時代を迎えられなかった人たちも、新しい時代を切り開いた主役と言っていいでしょう。
是非是非、今だからこそ他の方にも目を通して欲しい作品です。
偉そうにすいません。
三国志〈第7巻〉 (文春文庫)
劉備は曹操、孫権を伺いながら、蜀を獲得し、本巻で曹操、孫権、劉備の三者鼎立となる。
宮城谷氏は言葉・文字を重視した書き方であり、清潔を称賛し、汚濁を憎悪する。その姿勢から読者は「三国志」の物語を読んでいくと言う前に、様々な事を教えられる。
ただ、史書を研究している人からすると、なまじっか史書に即した内容は、読む意欲を失わせるかも知れない。
他の宮城谷作品よりは文学的な魅力には欠けるように思う。
エレコム ディスク修復機(手動タイプ) CK-DS4
途中でエンコードがとまるCDを、これを使って磨いたところ全曲エンコードできました。良かったあ。まだサンプルが少ないので星一つ削りますが、私は満足してます。
DVD 東日本大震災の記録〜3.11宮城〜
世の中は便利になり、311の直後も携帯の緊急地震速報は作動し、またうろたえるキー局TV
とは反対にラジオやWebはほぼ完ぺきに機能した。
これは凄いことだと思う。でも電車は止まり、自分も帰宅難民となって東京から横浜を歩いた。
以前はTV報道でしか観られなかった各所の情報も、Youtubeなどの動画サイトに逐一
アップされたので、我々は「そこにある現実と真実」を知ることが出来た。
ただし、煽りのSNSなども氾濫して、やはり「どこかにある嘘」を探りながらの作業だったが。
原発は心配だが、一応被災地も復旧状態に入り、そういう状況で本DVDを観ると
東北放送の「頑張り」が頼もしい。大混乱の中であの放送を観て救われた人も多いのではないか。
でも内容は目を背けたくなるものばかりで、ちょっと気が滅入る。
トラウマではないが、あの津波映像を観るとどうしても「あの日」に帰ってしまうのだ。
断片的にキー局ニュースやYoutubeで観たものが、市町村ごとに順番で映像化されるため
自分の曖昧な記憶もこれで繋がった。
不謹慎な話だが、映像だけでは宮城か福島か岩手か、または茨城かがわからないのだ。
被災地は当然宮城だけではないので、東日本大震災そのものを理解しようとするならば
他のドキュメンタリーの方が良いのかもしれない。
でも宮城であの日何が起きたのかを永久保存することはとてつもない価値がある。
まさに国民は一世帯に一枚持っていたいDVDだ。
被害映像だけではなく、今回の地震のメカニズムなども詳しく解説している。
本当は元素材がHDなのだからブルーレイで欲しかったところだが、星は5つです。