スケッチブック 8 (BLADE COMICS)
7巻から登場の、アニメオリジナルキャラだった根岸みなも、空の同級生の霧島渓と小木高嶺。
彼女たちの登場から、話の幅も少し広がった気がします。
8巻でのみなもの登場は少ないですが、渓と高嶺は結構話に絡んできます。
空以外のキャラ、栗原先輩との絡みもまた面白かったです。
栗原先輩の得意な昆虫雑学も、渓と話がかみ合わず(元々複雑な内容なので、後で補足が入ります)説明を諦めてしまいます。
ですが、今回も栗原先輩の昆虫絡みの話は絶好調です。
あとはケイトが頑張ってますね。
良い意味で(笑)
涼風コンビも相変わらず唐突にはじけてます。
良くも悪くも1巻からのマイペースぶりや雰囲気は、ほとんど変わっていませんので、以前からこの漫画を好んでいる方なら安心してお勧めできます。
そこをマンネリと感じる方には、お勧めできませんが。
また、8巻ではトートバッグが付く限定版がありますが、私はそれに特に興味を持ちませんでしたし、少々価格がお高くなっていますので、私はこちらの通常版を選びました。
ここら辺はそれぞれの価値観によりますので、よく吟味して下さい。
スケッチブック(7) (ブレイドコミックス)
今回から空のクラスメート2人とみなもんが新登場しますが、相変わらず最初から最後まで
上がりも下がりもしないテンションで絶妙なゆるさ加減となっております。
ネタも概ねいつも通りですので最後まで安心して楽しめます。
まあただ、いつも通りな分これまでの流れを前提にしているところが結構ありますので、
この巻から読み始めると、なんのこっちゃという話も多いかも知れません。
世知辛くささくれ立った現代社会に疲れた後の一服のお茶として、是非1巻からいかがでしょうか。
もちろん出張版もお忘れ無く。
スケッチブック 1 (BLADE COMICS)
~ほんわかした雰囲気の4コマ漫画。
高校の美術部を舞台にしてるので、当然美術に関連した話もありますが、どっちかというとそれにかぎらず子供の頃にやった遊びや、誰もが高校時代に部活をしてればやってたようなものを題材にしてて、懐かしかったり、思わずくすっと笑ってしまうようなネタがいっぱいです。
~~
でも逆に今の子供だと分からないものもいっぱいあるのかも…。
なんでもない日常のなかにある楽しさや笑いを思い出させてくれるような漫画です。~
スケッチブック~full color's~ 第5巻 [DVD]
マッグガーデン刊・月刊コミックブレイド連載/小箱とたん原作
「スケッチブック〜full color`s〜」TVアニメ第9,10話を収録したDVD5巻です。
ある町の高校を舞台に日常風景を切り取ったようなゆったりはんなり進む
穏やかでとっても平和でちょっと楽しく癒される作品です。
「カレイドスター」の平池芳正&佐藤順一コンビが丁寧に作りこみ、
とても良い色を描き出しています。
(総合5/10点)
Page.09「ナニかのために」★★★☆☆5/10点
テスト直前の効率良い勉強方法とは?
めずらしく学生本分に立ち返ったような雰囲気です。
でも緊張感はさっぱりで(笑)、どうもみなさん現実逃避気味。
楽しんで勉強する着眼点の良さはなかなか興味深いものの、
やっぱり日々の積み重ねの重要性に帰着するお話です。
方法以前に勉強することそのものが大切ですよ。目的意識もね。
Page.10「出会いの先」★★★☆☆5/10点
今日はみんなで楽しく写生会。#05同様、またも引率役の先生のやる気ゼロ(笑)
裏山といえど、自然の中にあるいつもの秋の風景が違った色、形に見える
季節感と心のゆとりをのんびり捉えています。デジカメ少女の正体も
明らかになり、秋晴れの空をぼんやり眺めるような穏やかな1本です。
突然のゲストのわんこも愛らしく、思わずふもふもしたくなる癒しキャラにはんなり。
ただ、特別な印象は薄いためかやや変わり映えしないのが残念。
スケッチブック~full color's~ 第2巻 [DVD]
本作の中でも、この2巻は、私にとって特別な巻です。
というのも、私がスケッチブックのファンとなるきっかけになった、
第4話「三人だけのスケッチ大会」が収録されているからです。
今にも雨が降り出しそうな天気の中、主人公の空と、栗原先輩が
春日野先生の運転する車で山にスケッチ大会に行く…と、
話を要約するとタイトルのまんまなのですが…
しかし私は、この話の背景美術に描かれた自然の美しさと、
その中を生き生きとはしゃぎまわる栗原先輩に、心を奪われました。
私と同じように、この4話を高く評価する方は少なくないようですが、
感想はそれぞれ違うかもしれません。なので、ぜひ多くの方に
見ていただきたいです。空もこのお話でこう言っています。
「同じ景色でも、そこに見えるものは、人それぞれなのだ。」
また第3話「青の心配」では夏祭りの縁日で、美術部員たちと
ともに過ごす姉・空を気にかける、弟・青くんの優しい視点が
描かれています。こちらも花火などの映像美はすばらしいです。
これを書いている段階でまだ1巻のぶんは未見ですが、
映像特典ピクチャードラマの続きも、また楽しみです。