バンドスコア ハーレムスキャーレム ベスト HAREM SCAREM BEST (バンド・スコア)
40前のおじさんです。最近、会社の友人とバンドをはじめたのですが、昔聞いた、ハーレムスキャーレムのバンドスコアを見つけて、即買いしました。セカンドアルバムを始めて聞いたとき、痺れましたが、スコアにしっかり入っており、購入して大満足です。ただ、スコアに収められている曲が何なのか、絶版になっていると事前に追跡が難しいので、売側ではそのような情報を載せてもらえるといいな・・・と思いました。
ホープ
ロックナンバーはどれも類型的。華やかさは皆無で、これが最後と言うには余りに素っ気ない。
逆に言えばバンドが私たちにサヨナラと言うのをためらっている様にも感じる。しかし、最終曲のバラードでは、ファン無しでは僕らはクズ同然と歌っており、胸を打たれる。最終曲が終わり、ボーナストラックのイントロが始まった瞬間泣きそうに。 憎いね・・・やっぱりこれが最後なんですね。どうもありがとう・・・
HAREM SCAREM
デスメタル、スラッシュなどのキワモノ好きな私ですが、ハードポップも大好きなんですよ。80'sサウンドに諸にヤラれて(当時はまだ幼稚園、小学生でしたが、姉の影響です)洋楽漬けになった私がお勧めします。ハネムーン・スイートやコニーハッチのメンバーが参加している事もあってか、キャッチーで透明感抜群の良質なハードポップを聴かせてくれます。カナダのロックバンドってやっぱり良いですねぇ。メタルやハードロックなんて聴かない私の女友達にも、非常に受けがよろしいです。普通のロックが好きな人も聴けるサウンドですよ。
ギタリストのピート・レスペランスが実にギターが巧く、ソロはTNTのロニー・ル・テクロを彷彿とさせます。1stのこれではあまりギターが目立ちませんが、甘い曲調のスパイスになっている事は確かです。私は全曲好きですね。
因みに私が初めてこのバンドのCDを聴いたのは、3rdの『VOICE OF REASON』ですが、曲調がダークになった為、ファンの間では賛否両論のアルバムです。最初はカッコ良いと思って聴いていましたが、今ではCDコレクションの中で眠ってます。結局合わなかったんですね。そこから『MOOD SWINGS』、『HAREM SCAREM』とさかのぼってきました。1stと2ndは私の中でも名盤です。とにかくお試しあれ。
ロウ・アンド・レア [DVD]
結局、時流に乗り切れず、メロディック・ロックの希望の星だった彼らも、新作スタジオアルバムの発表と共に姿を消すこととなった。本作は、そんな彼らからの惜別の作品とも言える。
現時点で最後のとおもわれるステージをフル収録(同内容のCDも付属)、あとはバックステージ映像やスタッフが個人用カメラで収録した映像なども収められている。
付属映像は、ダレン・スミスの雄姿、メンバーの長髪も見えるなど懐かしさがあふれるが、映像・音声ともにクオリティが完璧でもないので、その点は差し引かねばならない。こうしたホームビデオ映像しか残っていないとしたら、彼らの不幸がそこに見える気もする。
最後のライブも、既に言われていることだが選曲にやや難があり、決定版選曲となっていない上に、心なしか演奏自体が淡白な気がする。(「ウェイト・オブ・ザ・ワールド」発表時のライヴDVDの方が数段魅力的)このあたりにも、彼らの不幸を垣間見るのは私だけだろうか。
最後のスタジオアルバムの完成を、ファンは本作を鑑賞しつつ待つことにしよう。
それにしても、彼らの解散は、残念でならない。。。
ムード・スウィングス (ワーナー・ハード・ロック1500)
もうかれこれ15〜16年前(もっと前かも)に買ったアルバムですが、良く聞きました。
何年か聞いてなくて久しぶりに聞いても「やっぱり良いな〜」って思います。
色褪せてません。
彼らは他にも良いアルバムを出してますが、この「ムードスウィング」と比較して語られます。彼らの代表作です。
1993年発表の作品ですが、もし本作が4〜5年早くリリースされてたら、もっと売れて、もっと有名になってたかもしれません。
1993年当時と言えばグランジ/オルタナティブがブームでしたから、流行には合わなかったのでしょうが、良いアルバムを作ってくれた事に感謝したいです。
まだ聞いた事がない人は一度聞いてみて下さい。
陳腐な表現かもしれませんが「ボン・ジョヴィの曲にデフ・レパードのコーラスを乗せて、サウンドをよりハードにした感じ」でしょうか。
(もちろん、ただのパクリではないですよ)
メロディアスなハードロック/メタルが好きな人なら、一家に一枚のアルバムだと思います。