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everybody feels the same(初回限定盤)(DVD付)
アンテナ以降のCDは購入していませんでした。
いい曲もあったんですけど、ロックンロールを越えるものが無かったので。
でも今回はなぜか衝動買い(笑)
結果は大正解。
何よりも あらきゆうこdrumsがフィットしてますねー。ドラムが心地好し。
才能豊かな 吉田省念のギター。
震災の影響受けたであろう、軸となる前向きなメッセージが胸に響きました。
2曲目は特にお気に入りです。
やはり くるりにしか出せない音楽です。
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ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER (初回限定盤)
本当に色々な、タイプの違う曲が揃っていてかなりいいなと思いました。
特にDisc2と3が好きです。
「家出娘」と「尼崎の魚」は中でもとてもお気に入りです。
そして、私にとってくるりの一番好きなところは、岸田さんの書く歌詞なんです。
胸がねじ切れそうになるほど切ないものから、あたたかいのになぜか泣きたくなるもの、
とんでもなくシュールなものや、一撃必殺というくらい心をえぐってくるものまであります。
「街」などは、曲を聞く前に歌詞を見ただけで泣いてしまったくらいツボでした。
「サンデーモーニング」の歌い出しの歌詞もたまらなくいいです。
あまりのかっこよさにぞくぞくしてしまいます。
他のアルバムも聴いてみたくなりました。
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ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER2
このベストアルバムを通して、改めて(前回のベストアルバム以降)の
楽曲を聞いたのですが、想像していた以上に良かった。
レビューの共通の感想として、ベストアルバムなのに統一感がある。
心にすっと入っていく、優しいメロディーと歌詞
聴いていて、こんなに気持ちいいとは知らなかった。
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くるくる鮨 Quruli Video Clips 1998-2004 [DVD]
『青い空』『春風』 の岸田さんの変態っぽさは初期のくるりらしくて見ていて面白かったです。『すけべな女の子』は何回見てもカッコいいですよ〜!価格も非常に良心的なので持っていても損はないと思います。モックンやクリストファー氏、大村さんの貴重な映像も見られる訳ですし☆
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くるり詩集
西の町に住み、時々東京に出掛ける。
東京の街は堂々としすぎている。
出掛けるたびに、いちいち目に見えない距離を感じている。
東京で手に入れたこの本を、帰りの新幹線の中で読んだ。
音のくせと言葉の味わいが絡み合ったくるりの音楽。
言葉だけがひとりだちした時に、違ったふうになってしまわないか、
という不安があった。
文字に目を落とす。読む。読む。
岸田氏による「はじめに」。
佐藤氏による「おわりに」。
歌詞に添えられた岸田氏による解説。
歌詞の中の、言葉と言葉の濃密なつながり。
そのつながりが形作る世界。
自分がなぜくるりの音楽を好きなのか。
その理由がじわじわと目から染みてきた。
そして、この詩集に収められた曲をあらためて聴く。
今まで聴いてきた曲たちが、細部から息づいて、
厚みを増して心に届いた。
ああ。
なんか気分ええわ。得したなー。
と思っていたら自分の町に着いた。